校門前ロータリー北側に「待避所」が完成

 新年あけましておめでとうございます。本年も仁賀保高校へのご指導、よろしくお願い申し上げます。年初めは学校の周辺環境について御報告します。昨年12月中旬、にかほ市の整備事業によって、仁賀保高校の校門前ロータリー北側に、車両用の「待避所」が完成いたしました。国道7号からJR羽越本線をくぐる立体交差(にかほ4アンダーパス)を抜け、きさかた自動車学校から仁賀保高校までの三角地に設置されました。具体的な位置は写真をご覧ください。これまで、生徒送迎の駐車などへの苦情がありました。しかし、この車両用「待避所」の完成によって改善できると思います。待避所の土地は、市有地であり高校の敷地外なのですが、にかほ市が対応してくださいました。改めて、市の対応に感謝しますと共に、交通事故の防止および待避所の活用に、保護者の皆さまのご協力をお願い申し上げます。

校門前ロータリー北側「待避所」の位置(Google Map© 2021に加筆)
待避所の外観です。生徒会長と副会長が目印に立ってくれました。
待避所の出入口は緑縞コーンの横幅です。現在は積雪があります。

生徒会任命式・表彰式・終業式を行いました。

 令和2年12月21日、2学期の最終日に生徒会任命式・表彰式・終業式を行いました。
 生徒会は、11月5日の役員選挙で新会長と新副会長が当選し、先週の「2020仁高祭」を新旧執行部で運営した後、改めて任命式を行いました。生徒会長の木内芽空くんが、新執行部を代表して挨拶し「コロナ禍でも生徒の意見を取り入れた生徒会運営に勤めます」と決意表明しました。
 表彰式では、バトミントン部が秋田県高体連中央支部新人大会の団体戦で3位入賞し、同大会のダブルス2部に出場した小松一星&金大聖ペアが3位に入賞するなど1~2年生が活躍しました。秋田県高文連の各部門では、美術部・写真部の様々な作品が入選や推奨・佳作等を受賞して表彰されました。このほか、秋田県選挙管理委員会主催「明るい選挙啓発ポスターコンクール」では、3C佐藤有紗さんが優秀賞(県代表作品賞)を受賞し、全国コンクールへの出品が決定しました。これ以外にも、たくさんの表彰がありました。これらの受賞は、生徒自身の努力と保護者のご支援があって為し得た成果であります。我々教職員も指導を尽くしますので、今後ともご支援とご協力をお願い申し上げます。
 終業式では、小園校長と共に今年一年を振り返り、生徒自身の健康管理と来年の飛躍を誓いました。新年(令和3年)も、仁賀保高校への御指導よろしくご指導お願いします。

生徒会任命式で任命状を受ける生徒会長・木内芽空くん
中央支部新人大会バドミントン団体戦3位の賞状を受ける主将・佐々木琉太くん
明るい選挙啓発ポスターコンクール優秀賞(県代表賞)を受賞した佐藤有紗さん

2020仁高祭を開催しました

 12月16日~18日の3日間「2020仁高祭」を開催しました。今年度、コロナ禍で例年どおりに実施できなかった学校行事(運動会・球技大会・仁高祭)を、規模は縮小しつつ、充分なコロナ対策を施して、3日間に分けて開催いたしました。このため、2020仁高祭は、体育的行事と文化的行事の両方があり、一般公開はできないものの、文化部の活動成果を発表する場も設けました。
 開祭オープニングは、フラダンス同好会が華麗な踊りを披露しました。その後、体育的行事として男女クラス対抗+教職員チームでバレーボール・バスケットボール・長縄跳び・綱引き競技を実施しました。文化部のブースでは、美術部・写真部・茶華道部・BV会・NCC(仁賀保クッキングクラブ)・国語科課題研究の作品が展示されました。また、パソコン部のサポートを得てeスポーツ大会を2部門(ぷよぷよ部門・スマブラ部門)開催しました。最終日には、吹奏楽部による演奏会、有志によるバンド、ピアノ&ギター弾き語りなど、今年最後の学校行事を、全校生徒・教職員で楽しみました。来年度は、保護者や地域住民の皆さまに公開する形で実施したいと思います。改めて仁賀保高校へのご指導ご支援に感謝申し上げます。コロナ沈静化を願いつつ、良い年の瀬をお過ごしください。

仁高祭オープニングはフラダンス同好会がダンスを披露しました。
女子バレーボール決勝戦は3A対2Aで、激戦の末3Aが優勝しました。
男子バスケット決勝戦は3B対2Aで、小園校長が審判を担当しました。
体育的行事の「綱引き」は1年A組が優勝しました。
eスポーツ決勝戦は、何と1年生対決(A・B組)で盛り上がりました。
BV会が、ご当地キャラ「にかほっぺん」をペットボトルキャップで制作。
吹奏楽部&有志&生徒会によるクリスマス・ダンスの披露シーン
体育的行事で総合優勝した、3年B組に生徒会長から賞状を授与
文化的行事の出演者が全員登壇して、グランドフィナーレをむかえた。

Google for Classroomの校内講習会を実施しました

 12月14日(月)、放課後に本校職員室にてClassroomの講習会を行いました。
 ブラウザのChromeをインストールしてClassroomとGmailが立ち上がった状態になるよう事前にセッティングを行い、職員室にプロジェクターを二台設置して講師の指示がどこからでも見えるよう配置しました。また、経験者・上級者が補助しやすいよう席を配慮し実施しました。

Classroomの中でそれぞれに「クラス」を作り、生徒の招待と承認の方法を演習します。
フォームを使って択一問題・複数選択問題、記述問題などの課題の作成方法を演習します。
作成した課題を配布し、解答(回答)、収集、評価、返却の一連の動きを確認します。

 来年度からはタブレットを使った授業が開始され、すぐにClassroomを使った課題提供が必要になるということもあり、どの先生方も熱意が感じられ、不明な点や欲しい機能の実現方法などを積極的に質問していました。

2年生 進路学習① 就職準備セミナー

12月10日(木)大平キャリアアップ研究所の大平邦男先生をお迎えし、雇用を取り巻く環境変化や働くことの意義等について講話、OHBYカードを使った自己理解のワークショップと解説を伺いました。

 いよいよ本格的な進路準備に入る2年生にとって、自分の特性やそれを活かした進路決定について、考える良い機会となりました。

職業選択に向けてお話をいただきました
自己理解のワーク

2年生 進路学習②

12月11日(金)本校就職支援員の斎藤香奈子さんより働くことについての講話をしていただきました。これまで、多くの生徒の進路決定をサポートしてきた経験から、今の2年生が考えておくべきこと、これから備えていくべきことについて、教えていただきました。

このお話で、より具体的に進路準備のイメージができてきたように思います。進路実現に向けて、丁寧に、そして着実に準備を進めていきましょう。

先輩方の支援をしてきた斎藤さんからのお話に耳を傾けます
自分にできることをひとつひとつ

2年生 就職サポートセミナー参加

12月15日(火)由利本荘市のナイスアリーナで行われた就職活動サポートセミナーに参加してきました。参加事業所のPRシートをもとに前週から各自企業ブース選択を行いました。進学希望者も、進学後の就職や地域連携・地域貢献を考える機会として参加してきました。

当日は大雪になり、往復の道路事情も心配されましたが、生徒たちの進路意識は、熱く高まったようです。これからの模擬進路活動に活かす貴重な機会となりました。

しっかりお話を聞いています
たくさんの高校生が集まりました
感染対策を取りつつお話を伺いました

文部科学大臣より特別奨励状を贈られました

 令和2年10月、仁賀保高校は、萩生田光一・文部科学大臣より「特別奨励状」を贈られました。この奨励状は、以下のような理由で、特別に贈られたものです。


特別奨励状
秋田県立仁賀保高等学校 殿
 令和二年度は、日々の学習成果を発表する貴重な大会等が、やむを得ず中止となることもありましたが、このような状況においても、皆さんが前向きに学びを深めていることに心より敬意を表します。
 技術革新などにより、社会が大きく変化する令和の時代に、地域の産業を発展させていくためには、これまで以上に皆さん一人一人の力が、必要となってきます。
 皆さんが、これまで高等学校で培ってきた知識や技術は、これからの社会において、必ずや糧となり実を結ぶものと信じています。今後も、皆さんが未来の産業の担い手として我が国及び世界で活躍されることを心から願い、ここに奨励状を贈ります。
  令和二年十月吉日
 文部科学大臣 萩生田光一

 今年2月末、政府から臨時休校が要請され、全国の小中高校の教育活動が停止したとき、我が校は独自の判断で、卒業式(3月1日)をユーチューブ配信し、保護者・地域住民に、新しい学校情報の発信方法を示しました。4月に再び臨時休校となったときも、いち早くグーグルの「Classroom」を用いて休校中の学習課題を配信するなど、緊急事態の中にありながら、新たな学習方法を提起した次第です。これらの取り組みが高く評価されました。
 仁賀保高校の取り組みは、文部科学省・秋田県教育委員会が推進するGIGA(ギガ)スクール構想にも反映され、今後のウィズコロナ下で、オンライン学習など新しい学習方法の指標となるものです。生徒・教職員一同、これからも、熱意を持って取り組んで参ります。

文部科学大臣特別奨励状を手に喜ぶ生徒会長と副会長