eスポーツ部 『にかほ市民文化祭2025 eスポーツ体験会』

 11月1日(土)に、にかほ市民文化祭での参加型交流イベントに本校eスポーツ部(1,2年生部員6名)も運営スタッフとして参加し、たくさんの子ども達に楽しんでもらうことができました。eスポーツ体験会は産学官が連携したイベントで3年目の開催となります。にかほ市が主催となるイベントにおいて(官)、機材提供やマインクラフト制作の技術的な支援をNTT東日本が行い(産)、eスポーツ部員がマインクラフトの制作や来場者へのゲーム体験のサポートを行いました(学)。本校の部員にとっても地域の方々と触れ合い充実した活動を行う機会となりました。

3年部 『探究の日』

 11月13日(木)に3年部では、探究の日と称して3つの班が「総合的な探究の時間」の成果をにかほっとで紹介および販売を行います。午前10時から正午を予定しています。数量限定のものもありますので、売り切れた場合は早めに終了となることもありますのでご了承ください。 ぜひ、11月13日はにかほっとへお越しください。

ブナ講演会およびブナ学習を実施しました。

 2025年10月30日(木)、令和7年度 秋田県「森づくり県民提案事業」に基づき、1年生を対象にしたブナ講演会およびブナ学習を実施しました。
 
 今年度は、秋田県内でクマの出没が多発したため、野外活動=鳥海山へのブナ植樹は中止し、鳥海山にブナを植える会の齋藤さん・茂野さんを講師に迎えて「鳥海山にブナの森の復元を」と題して、ブナ講演会を行いました。かつて鳥海山には、世界遺産の白神山地に匹敵するブナの森がありましたが、戦後の混乱期に多くが伐採されて失われました。1990年代に環境問題として地球温暖化や二酸化炭素の排出削減が唱えられ、ブナの森が果たす役割が再評価されて、鳥海山にブナを植える会と仁賀保高校は、ブナの植樹を開始しました。
 講演会を受講した後、バスで奈曽川河川公園に移動し(安全確保のためバス内から)鳥海山のブナの森が蓄えた湧水が流れ込む奈曽川を見学しました。その後、象潟郷土資料館で、鳥海山の山体崩壊が起こった縄文時代晩期の「埋もれ木」を拝見して、潟瑚時代の象潟九十九島ジオラマの解説を受けました。午後は、白瀬南極探検隊記念館にて、映像と企画展「白瀬南極探検隊の学術調査」を見学し、仁賀保高校が現在取り組んでいる国連のSDGs=持続可能な開発目標の大切さを学習しました。
 今年度、仁賀保高校は、秋田県立高校初の国連「ユネスコスクール」認定を目指しています。鳥海山にブナを植える会、各館のご指導に感謝申し上げます。

ブナ講演会をされる茂野さん
象潟郷土資料館 鳥海山の山体崩壊/縄文時代晩期の埋もれ木
白瀬南極探検隊記念館に入館する1年生

2年フードデザイン「茶道体験」

 10月30日(木)、本校茶華道部講師の佐藤様・金様ご指導の下、石州流の作法で茶道を体験しました。2週間後の京都・大阪方面への修学旅行を前に、生徒たちは抹茶や四季折々の和菓子について学んでから臨みました。席入りをし、茶華道部員によるお点前が行われた後、お菓子の出し方やいただき方、抹茶の点て方や飲み方を教わりました。お天気にも恵まれ、和やかな時間を共有できました。

令和7年度 学校防災の日を実施しました。

 2025年10月22日(水)、昨年度に引きつづき、令和7年度 学校防災の日(防災講話・避難訓練)を実施しました。
 
 今年度は、秋田県総務部総合防災課の今野さん(にかほ市象潟町出身)を講師に迎え、演題「大自然を前に私たちができること」という防災講話を全校生徒が受講しました。この講話を受講後、各HR教室に戻って、秋田沖を震源とするマグニチュード8.7の海域型連動地震が発生した想定で、避難訓練を行いました。にかほ市では震度6強を観測、揺れは長周期地震動で約1分間続くと想定し、同時に停電が発生した状態を前提としました。全校生徒・職員が、大津波警報の発表を待たずに3階の視聴覚室・音楽室に垂直避難を開始しました。避難訓練後の今野さんからの講評では「実際に地震や津波が起こるものと想定して、高校卒業後の未来も、危機意識をもって生活してほしい」旨、この地域(にかほ市)の過去の自然災害事例を挙げ、お話をいただきました。最後に、生徒代表が御礼の言葉を述べて終了しました。ご指導に感謝申し上げます。

防災講話をされる今野さん
避難訓練/3階へ垂直避難するようす
今野さんの避難訓練の講評と、生徒代表による御礼の言葉

令和7年度 仁高祭 を開催しました。

 2025年10月18日(土)、令和7年度 仁高祭(仁賀保高校文化祭)の一般公開が行われました。
 
 今年の仁高祭テーマは「轍(わだち)~49年の歴史を胸に~」、各クラス企画、部活動の演奏・発表・展示、有志ステージ発表、今年開設された「学習センター」紹介、総合的な探究の活動発表、情報メディア科が作成したポスターの展示など、日頃の活動の成果を披露しました。ステージ発表では、8月に岐阜県大垣市にて開催された全国専門学科情報科研究協議会岐阜大会(来年、にかほ市で開催)での情報メディア科生徒のプレゼンテーションと、同月のリベリア共和国・にかほ市 大阪関西万博リベリア共和国ナショナルデー交流事業での本校生徒による英語スピーチの動画を含めた報告会が行われました。クラス企画では3年AB組「お化け屋敷」&3年C組「射的」が、同点で最優秀賞を受賞しました。小体育館では、きさかたふーずさんのキッチンカーに出店していただいたほか、こぴあ/おにぎり亭、森の時間、カフェ&リラクゼーション/トランスさんも出店され、たいへん好評でした。保護者の皆さまをはじめ、大勢の市民の方々にも御来校いただき、ありがとうございます。

令和7年度 仁高祭ポスター/テーマ「轍(わだち)~49年の歴史を胸に~」

全国専門学科情報科研究協議会(岐阜大会2025)発表報告/※来年にかほ市で開催予定
リベリア共和国・にかほ市/大阪関西万博リベリア共和国ナショナルデー交流事業レポート発表報告
有志ステージ発表~ダンス
にかほ市学習センター職員による熱唱

閉祭式~クラス企画は、3年AB組と3年C組が同点で最優秀賞となった。

3年生活と福祉「障がい者スポーツ体験~ボッチャ」

 10月3日(金)、県障害者スポーツ協会様にご協力いただき、ボッチャを体験しました。

 始めに、スライドを使って障がいの種類やパラスポーツの始まり、競技用具の工夫等について学んだ後、2チームに分かれてボッチャの対戦をしました。ボールの投げ方を3種類教えていただき、ボールの近さの判定の仕方等を解説していただくと、協力して作戦を立てつつ競技に臨んでいました。

~生徒感想より~
 「いろいろなスポーツをすることで、人脈が広がり運動不足の解消にもつながると思いました。友達や家族に、力加減などが難しかったけどとても楽しかったよと伝えました。」
 「ボッチャを通して、パラスポーツもここまで楽しむことができると知ることができました。楽しいからとにかくやってみてほしいと伝えたいです。」
 「みんなと仲が深まるし、スポーツ好きな人はうれしいと思う。チームと話し合いながらできて楽しかった。」
 「工夫やサポートがあれば、誰でも自分の力を発揮することができると思います。 一緒にスポーツをすることで、お互いをもっとよく知ることができると思いました。スポーツには、人をつなぐ力があると思います。」

「硬式野球部」令和7年度秋田県1年生トーナメント中央地区大会(3-5●)

 10月4日(土)に琴丘スカルパ野球場で1年生トーナメント中央地区大会が行われました。本校からは、相馬選手が秋田高校・由利高校の生徒と合同でチームを組んで参加し、秋田南高校と対戦しました。結果は3-5で負けてしまいましたが、高校から野球を始めた生徒が、セーフティバントや送りバントをアウトにし、打席ではフルスイングの三振や詰まったファーストゴロ、さらには死球で出塁するなど、十分に練習の成果が見られ、非常に感慨深いものがありました。遠いところ応援に来てくださった皆様、ありがとうございました。また連合チームとして一緒に活動してくれた秋田高校・由利高校の皆様、ありがとうございました。

 現在の仁賀保高校硬式野球部は1年生2人、2年生5人で日々楽しく活動しています。来春から、公式大会に出場することを目標に練習に取り組んでいます。応援よろしくお願いします。

【出場成績】9番サード相馬  ①空振 ②空振 ③一ゴロ ④死球

3年生 ~総合的な探究の時間~

 3年生は昨年度から地域探究テーマ「にかほ市を訪れた人が買いたくなるお土産・新商品開発」に取り組んでいます。各班地元の業者に依頼して商品開発・販売を目指しています。

◎5班の取組(情報メディア科3人組)                              高原ヴィラさんにお願いして、にかほ市の特産品である佐藤勘六商店さんのいちじくの甘露煮シロップを使用したいちじくサンデーを作って頂きました!高原ヴィラさんに10月4日(土)~から生いちじくが無くなり次第販売終了  1個700円です。

◎12班の取組                                    アウトドア×岩牡蠣をコンセプトとして若い世代やファミリー向け、にかほ市の特産品の岩牡蠣をレトルトカレーにしてみました。試作品の段階なので非売品ですが作ってみました。

*各班随時投稿していきます。

ジオパークフィールドワークを実施しました。

 令和7年9月18日(木)、1年生を対象に、ジオパークフィールドワークを実施しました。
 
 天候は、あいにくの小雨模様でしたが、十分な熊対策を施した上で、にかほ市の代表的ジオサイトであり、国指定天然記念物の獅子ヶ鼻湿原を見学しました。降雨のため安全を優先し、順路コースを短縮して、赤川の吊り橋手前までを見学し、豊かなブナ林を学習しました。移動バスの中からは、上郷温水路の役割を学びました。
 元滝に移動すると、雨は止み、通常のコースで見学できました。元滝伏流水の流れは、とても美しく、森林の中は涼しく感じました。ここは、にかほ市のミネラルウォーター「鳥海山の真純水」の採水地でもあり、すぐ近くの「本郷の清水」でも、天然の湧水が汲めます。鳥海山・飛島ジオパーク認定ガイドの皆さま、ご指導ありがとうございました。今回の学習を、今後の総合的探究の発表に生かして参ります。

中島台・獅子ヶ鼻湿原の入り口
獅子ヶ鼻湿原の異形ブナ ~ このエリア一帯は、国の天然記念物に指定されています。
元滝伏流水の湧水 ~ 鳥海山から来た溶岩流の末端崖です。