6月17日(金)午後、1年生を対象とした「総合的な探究の時間」にて、『番楽体験学習』を実施しました。鳥海山小滝舞楽保存会(吉川栄一会長以下11名)からご指導を得て、にかほ市教育委員会文化財保護課からも、全面的なご支援をいただきました。このほか、あきた郷土芸能推進協議会(工藤一紘会長)からご助言を頂戴しました。前半は、吉川栄一会長から、小滝番楽の概要と「鳥海山信仰」の修験者集落として発展した小滝集落や金峰神社の歴史的背景をご教示いただき、演目「翁」の実演と「三人立ち」DVD映像を見学しました。
後半は、演目「三人立ち」を舞・太鼓・手平鉦の三グループに分かれて、実際に演じる体験学習をしました。最初は慣れなかった生徒たちも、尺棒を持って三人一組で回転しながら舞う動作が出来るようになり、貴重な経験が得られました。今後も、地域の伝統芸能「番楽」を学んで参ります。