2020仁高祭を開催しました

 12月16日~18日の3日間「2020仁高祭」を開催しました。今年度、コロナ禍で例年どおりに実施できなかった学校行事(運動会・球技大会・仁高祭)を、規模は縮小しつつ、充分なコロナ対策を施して、3日間に分けて開催いたしました。このため、2020仁高祭は、体育的行事と文化的行事の両方があり、一般公開はできないものの、文化部の活動成果を発表する場も設けました。
 開祭オープニングは、フラダンス同好会が華麗な踊りを披露しました。その後、体育的行事として男女クラス対抗+教職員チームでバレーボール・バスケットボール・長縄跳び・綱引き競技を実施しました。文化部のブースでは、美術部・写真部・茶華道部・BV会・NCC(仁賀保クッキングクラブ)・国語科課題研究の作品が展示されました。また、パソコン部のサポートを得てeスポーツ大会を2部門(ぷよぷよ部門・スマブラ部門)開催しました。最終日には、吹奏楽部による演奏会、有志によるバンド、ピアノ&ギター弾き語りなど、今年最後の学校行事を、全校生徒・教職員で楽しみました。来年度は、保護者や地域住民の皆さまに公開する形で実施したいと思います。改めて仁賀保高校へのご指導ご支援に感謝申し上げます。コロナ沈静化を願いつつ、良い年の瀬をお過ごしください。

仁高祭オープニングはフラダンス同好会がダンスを披露しました。
女子バレーボール決勝戦は3A対2Aで、激戦の末3Aが優勝しました。
男子バスケット決勝戦は3B対2Aで、小園校長が審判を担当しました。
体育的行事の「綱引き」は1年A組が優勝しました。
eスポーツ決勝戦は、何と1年生対決(A・B組)で盛り上がりました。
BV会が、ご当地キャラ「にかほっぺん」をペットボトルキャップで制作。
吹奏楽部&有志&生徒会によるクリスマス・ダンスの披露シーン
体育的行事で総合優勝した、3年B組に生徒会長から賞状を授与
文化的行事の出演者が全員登壇して、グランドフィナーレをむかえた。

Google for Classroomの校内講習会を実施しました

 12月14日(月)、放課後に本校職員室にてClassroomの講習会を行いました。
 ブラウザのChromeをインストールしてClassroomとGmailが立ち上がった状態になるよう事前にセッティングを行い、職員室にプロジェクターを二台設置して講師の指示がどこからでも見えるよう配置しました。また、経験者・上級者が補助しやすいよう席を配慮し実施しました。

Classroomの中でそれぞれに「クラス」を作り、生徒の招待と承認の方法を演習します。
フォームを使って択一問題・複数選択問題、記述問題などの課題の作成方法を演習します。
作成した課題を配布し、解答(回答)、収集、評価、返却の一連の動きを確認します。

 来年度からはタブレットを使った授業が開始され、すぐにClassroomを使った課題提供が必要になるということもあり、どの先生方も熱意が感じられ、不明な点や欲しい機能の実現方法などを積極的に質問していました。

2年生 進路学習① 就職準備セミナー

12月10日(木)大平キャリアアップ研究所の大平邦男先生をお迎えし、雇用を取り巻く環境変化や働くことの意義等について講話、OHBYカードを使った自己理解のワークショップと解説を伺いました。

 いよいよ本格的な進路準備に入る2年生にとって、自分の特性やそれを活かした進路決定について、考える良い機会となりました。

職業選択に向けてお話をいただきました
自己理解のワーク

2年生 進路学習②

12月11日(金)本校就職支援員の斎藤香奈子さんより働くことについての講話をしていただきました。これまで、多くの生徒の進路決定をサポートしてきた経験から、今の2年生が考えておくべきこと、これから備えていくべきことについて、教えていただきました。

このお話で、より具体的に進路準備のイメージができてきたように思います。進路実現に向けて、丁寧に、そして着実に準備を進めていきましょう。

先輩方の支援をしてきた斎藤さんからのお話に耳を傾けます
自分にできることをひとつひとつ

2年生 就職サポートセミナー参加

12月15日(火)由利本荘市のナイスアリーナで行われた就職活動サポートセミナーに参加してきました。参加事業所のPRシートをもとに前週から各自企業ブース選択を行いました。進学希望者も、進学後の就職や地域連携・地域貢献を考える機会として参加してきました。

当日は大雪になり、往復の道路事情も心配されましたが、生徒たちの進路意識は、熱く高まったようです。これからの模擬進路活動に活かす貴重な機会となりました。

しっかりお話を聞いています
たくさんの高校生が集まりました
感染対策を取りつつお話を伺いました

文部科学大臣より特別奨励状を贈られました

 令和2年10月、仁賀保高校は、萩生田光一・文部科学大臣より「特別奨励状」を贈られました。この奨励状は、以下のような理由で、特別に贈られたものです。


特別奨励状
秋田県立仁賀保高等学校 殿
 令和二年度は、日々の学習成果を発表する貴重な大会等が、やむを得ず中止となることもありましたが、このような状況においても、皆さんが前向きに学びを深めていることに心より敬意を表します。
 技術革新などにより、社会が大きく変化する令和の時代に、地域の産業を発展させていくためには、これまで以上に皆さん一人一人の力が、必要となってきます。
 皆さんが、これまで高等学校で培ってきた知識や技術は、これからの社会において、必ずや糧となり実を結ぶものと信じています。今後も、皆さんが未来の産業の担い手として我が国及び世界で活躍されることを心から願い、ここに奨励状を贈ります。
  令和二年十月吉日
 文部科学大臣 萩生田光一

 今年2月末、政府から臨時休校が要請され、全国の小中高校の教育活動が停止したとき、我が校は独自の判断で、卒業式(3月1日)をユーチューブ配信し、保護者・地域住民に、新しい学校情報の発信方法を示しました。4月に再び臨時休校となったときも、いち早くグーグルの「Classroom」を用いて休校中の学習課題を配信するなど、緊急事態の中にありながら、新たな学習方法を提起した次第です。これらの取り組みが高く評価されました。
 仁賀保高校の取り組みは、文部科学省・秋田県教育委員会が推進するGIGA(ギガ)スクール構想にも反映され、今後のウィズコロナ下で、オンライン学習など新しい学習方法の指標となるものです。生徒・教職員一同、これからも、熱意を持って取り組んで参ります。

文部科学大臣特別奨励状を手に喜ぶ生徒会長と副会長

秋田大学研究員スティーブンスさんと「リベリア講座」を開催しました。

 11月26日(木)6校時、2年生を対象に、リベリア共和国出身のスティーブンス・モールさん(秋田大学・地方創生センター博士研究員)をお迎えして、来年開催される東京オリンピック・パラリンピックの「リベリア」ホストタウンに登録されたにかほ市とリベリアについて学習しました。この講座には、JICA(ジャイカ)国際協力機構・秋田デスクから国際協力推進員の野口聡子さん、にかほ市の商工観光部スポーツ振興課から髙橋寿課長も来校して、スティーブンスさんの英語講話を解説していただきながら、にかほ市がリベリアのホストタウンになった経緯を学びました。仁賀保高校では、8月から国旗オンライン講座・リベリア学習会を開催し、情報メディア科が「リベリア応援動画」を制作中など、にかほ市のホストタウン登録を盛り上げて来ました。今後も、リベリアとの国際交流や東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、取り組んで参ります。

総合的な探究の時間「リベリア講座」のようす
リベリアの太鼓を紹介するスティーブンス・モールさん
ホストタウン登録の経緯を、にかほ市スポーツ振興課・髙橋寿課長が紹介しました

全校避難訓練を実施しました。

 11月20日(金)6校時、4名のにかほ市消防署員をお迎えして、全校避難訓練を実施しました。この日は「調理室から火災が発生し、全校舎に延焼する可能性が出た」という前提で、全校生徒・教職員が体育館に避難しました(雨天のため校舎の外への避難はなし)。にかほ市消防署の齋藤憲一さんからご講評をいただき「冷静かつ速やかな避難行動だった」との評価を受けました。岩川克敏教頭の講話でも、東日本大震災から10年近く経過し日本海中部地震からも37年以上の月日が経ったことを話していただきました。仁賀保高校では、自然災害やそれに伴う火災など、様々な事象を想定して避難訓練を実施して参りましたが、過去の災害を忘れることなく、今後も防災教育に取り組んで参ります。

避難訓練は、にかほ市消防署からご指導を受けました。
火災発生を想定して、整然と避難する生徒たち
避難先の体育館で、点呼・整列・報告します
にかほ市消防署の齋藤憲一さんから講評を受けました