鳥海山にブナを植樹しました。

 令和6年10月24日(木)、1年生が鳥海山にブナを植樹しました。

 鳥海山にブナを植える会(須田会長)のご指導を得て、毎年ブナの植樹を行い、今年で25年目を迎えます。7月には「秋田県 水と緑貢献賞」を受賞いたしました。この日は、まず学校にてブナに関する講演会
・第一部:横山さん 演題「鳥海山にブナの森の復元を!」
・第二部:茂野さん 演題「ブナ植林の手引き」で事前学習を行い、その後、鳥海山1合目:にかほ市象潟町本郷旧栗林にバスで移動しました。現地では、事前に爆竹を鳴らしていただき、熊鈴や熊スプレーなどの十分な熊対策をして活動を行いました。
 天候にも恵まれ、木村校長も参加し、ブナの苗木を115本を植樹することができました。
 仁賀保高校は、今後もブナの植樹を継続して参ります。

鳥海山にブナを植える会 講師:横山さんの御講演
鳥海山にブナを植える会(須田会長)からブナ植樹の御指導をいただく
ブナの苗木を植樹する生徒のようす

令和6年度「仁高祭」を開催しました。

 令和6年10月19日(土)、第35回「仁高祭」を一般公開で開催しました。
 テーマは、スマイルフェスティバル、サブテーマを~一瞬に咲け~に設定し、各クラス企画、部活動の演奏・発表・展示、有志ステージ発表など、日頃の活動の成果を披露しました。3年C組のクラス企画「謎解きリアル脱出ゲーム」が最優秀賞、3年AB組のクラス企画「亡くし者探し~迷路型お化け屋敷」が優秀賞を受賞しました。また、小体育館では今年も、きさかたふーずさんのキッチンカーに出店していただいたほか、カフェ花花さん、こぴあおにぎり亭さんも出店され、好評を得ました。

令和6年度「仁高祭」ポスター
来場者受付のようす
3年C組-謎解きリアル脱出ゲーム と、3年AB組-亡くし者探し~迷路型お化け屋敷 の教室前
2年C組-射的
有志ステージ発表
1年C組-気配斬り
1年A組-宝ゴミー
2年A組-夏祭り

令和6年度「学校防災の日」を開催しました。

 10月2日(水)令和6年度「学校防災の日」を開催しました。

 前半は、講義1として水田教授(秋田大学地域防災減災総合研究センター)より「ハザードマップを学び、身のまわりの防災マップを通して、地域の防災・減災について考える」と題する御講演をいただきました。
 中盤では、実際に大体育館で講演中、巨大地震が発生→大津波警報が発令したと想定して、本物の緊急地震速報音を鳴らし、全校生徒が身を守るポーズをとって、3階の視聴覚室・音楽室まで速やかに垂直避難しました。教職員は、生徒の点呼を行い、会議室で情報を集約し、避難所の開設を宣言しました。
 後半は、講義2として防災士の斉藤さん(株式会社Primes代表取締役、本校卒業生)から「災害時に私たちにできること~福祉と防災~」と題する御講演をいただきました。
 現在、にかほ市では、災害対策基本法に基づき、内閣府がガイドラインを定める「個別避難計画」を作成中であり、その避難所には仁賀保高校も含まれております。220年前(文化元年)に、象潟地震を経験したこの地域だからこそ、防災・減災を他人事とせず、自分事として取り組む姿勢を学びました。御指導ありがとうございます。

講演される水田教授(秋田大学)
身を守るポーズを取る生徒たち
講演される斉藤さん(本校36期卒業生)

ジオパークフィールドワークを実施しました。

 9月12日(木)、ジオパークフィールドワークを実施しました。

 1年生の「総合的な探究の時間」として実施し、5つの班に分かれて、認定ジオガイドの方々から、獅子ヶ鼻湿原元滝伏流水の現地を踏査しつつ、あがりこ大王炭焼き小屋燭台ブナ鳥海マリモ湧水の出壺などの解説をいただきました。御説明ありがとうございます。
 にかほ市には、鳥海山や九十九島をはじめ、約60万年前からの火山活動による大地の変遷が数多く刻まれております。見学した2カ所とも、先週の事前学習で学んだ溶岩流の先端にあたる場所であり、その豊かな水の恵みを体験できました。

中島台・獅子ヶ鼻湿原 認定ジオガイドの方々に挨拶
中島台・獅子ヶ鼻湿原 湧水池の冷たさを実感する
中島台・獅子ヶ鼻湿原 有名な燭台ブナを見学した
本郷・元滝伏流水 湧水のおかげで涼しい
本郷・元滝伏流水 湧水が湧き出している所が鳥海山溶岩流の先端部

獅子ヶ鼻湿原・元滝伏流水の事前学習をしました。

 9月5日(木)、一週間後に実施する予定のジオパークフィールドワーク(行き先:獅子ヶ鼻湿原・元滝伏流水)の事前学習を行いました。

 一般社団法人鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会の主任研究員・大野さんを講師にお迎えして、鳥海山(2,236m)の成り立ちと、溶岩と湧水地の関係、獅子ヶ鼻湿原と元滝伏流水の特徴を、豊富な資料に基づいて御解説いただきました。仁賀保高校や6月に訪問した蚶満寺の場所も確認しながら、5万分の1「火山土地条件図:鳥海山」を用いて学習しました。御指導ありがとうございます。

会場の1年C組教室の様子
講師の鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会 主任研究員の大野さん
生徒代表、お礼の言葉

球技大会を開催しました。

 8月23日(金)~27日(火)の3日間、令和6年度の球技大会を開催しました。
 各学級の体育委員が、教室に ChromeBookを配置し、Google Meetを介して大体育館や小体育館の試合進行状況を把握・連絡しつつ、熱中症対策を充分に施して行いました。気温が高くなる午後は、eスポーツ競技を3階視聴覚室で行いました。各競技の成績結果は、次の通りです。

【球技大会:5競技】
・バレーボール競技:3AB優勝
・バスケットボール競技:2C優勝
・バドミントン競技:3AB優勝
・卓球競技:2AB優勝
・eスポーツ競技・マリオカート種目:3C優勝
・eスポーツ競技・スマッシュブラザーズ種目:2AB優勝

【総合成績】
 総合(同点)優勝:3AB・2C、総合第3位:2ABです。

球技大会-開会式 体育委員長の選手宣誓
球技大会-バレーボール競技
球技大会-バスケットボール競技
球技大会-バドミントン競技
球技大会-卓球競技
球技大会-eスポーツ競技(スマッシュブラザーズ)
球技大会-閉会式

第34回秋田トライアスロン芭蕉レース象潟大会を全校ボランティアで支援しました。

 7月21日(日)、第34回秋田トライアスロン芭蕉レース象潟大会を全校ボランティアで支援しました。
 この日は、前日の降雨のため、一般部門のスイム競技が中止となりましたが、それ以外の競技とジュニア部門の全競技が実施されました。各部門に仁賀保高校生が配置され、マーシャルや給水、競技ルートの案内、後片付けなど、ほぼ全日程にわたる支援を行いました。
 沿道では、全国各地から集まったトライアスロン選手に、温かい声援が送られ、仁賀保高校生も選手を支援しながら応援も行いました。猛暑の中、生徒の送迎等で御協力いただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。

烏島でラン選手に給水する生徒
バイク競技の選手に徐行を促すマーシャル担当生徒
象潟小学校でラン競技の選手へ給水する生徒
象潟海水浴場のランコースに並び選手を応援する生徒
本部ゴール担当の女子生徒
後片付け-幟り旗の台座を排水・撤収する生徒たち

賞状伝達式・1学期終業式・避難訓練を実施しました。

 7月19日(金)、賞状伝達式・終業式・避難訓練を実施しました。
【賞状伝達式】伝達された賞状は、次の通りです。
・柔道部 秋田県高体連中央支部総体 柔道個人女子第2位:須田さん
・柔道部 秋田県高体連全県総体 柔道個人女子第3位:須田さん
・写真部 秋田県高文連全県高校写真連盟展「佳作」:齊藤さん
・吹奏楽部 秋田県吹奏楽コンクール中央地区大会
 高等学校小編成の部 銀賞:代表・佐藤くん
【1学期終業式】
 校長先生より、1学期の学習活動や学校行事等を振り返ってもらい、7月6日には、学校として長く継続してきた、鳥海山へのブナ植樹活動が高く評価されて「秋田県水と緑貢献賞」を受賞したことが全校生徒に伝えられました。これから夏休みに入りますが、2学期も元気に、それぞれの目標や学習・行事等に取り組むことを促していただきました。
【避難訓練】
 火災発生を想定し、迅速な避難を行いました。降雨の天気予報があったため、避難場所は「大体育館」となりました。にかほ消防署の畑中さんから講評を受け「災害はいつ起きるか判らない」ことを告げられ、何事も常に備える心構えが大切だと教えられました。

賞状伝達式-右から柔道部・写真部・吹奏楽部
1学期終業式-校長先生からのお話
避難訓練-にかほ消防署・畑中さんの講評

番楽講話を開催しました。

 7月11日(木)、1年生「総合的な探究の時間」にて、にかほ市の郷土芸能「番楽」に関する講話を開催しました。

 にかほ市には、永く受け継がれてきた郷土芸能「番楽」が五つあります。五つとも、国記録選択無形民俗文化財に指定されています。
・鳥海山小滝番楽
・鳥海山日立舞(横岡番楽)
・釜ヶ台番楽
・冬師番楽
・伊勢居地番楽
 以上の五つです。この日は、釜ヶ台番楽の広報チーム代表・佐藤様に講話をいただきました。佐藤さんからは、郷土芸能「番楽」を難しく捉える必要はなく、歴史的な連続性を持つエンターテイメントだと思って欲しいとの視点を提示されました。地域で祭りを楽しむように、番楽も楽しもうという提案です。実際に、番楽で活躍している高校生の例も紹介して、講話は盛況のうちに終わりました。御指導ありがとうございます。

番楽講話-講師の釜ヶ台番楽・佐藤様
番楽講話-ディスカッション
番楽講話-生徒による謝辞

1年「家庭基礎」浴衣着付け教室を実施しました

 7月12日(金)、本校の茶華道部講師、佐藤様、金様のご指導の下、浴衣着付け教室を実施しました。今年で4年目です。
 男子は、腰ひもをウエストの細い位置で巻きがちなため裾が旅館の寝起き状態になってしまう場面もありましたが、教え合って着付けができました。女子の着付けに使う被服の多さに、大変そうという声も聞かれました。

 男女とも、記念撮影も楽しんだ様子でした。いい笑顔です。