秋田県水と緑貢献賞を受賞しました。

 7月6日(土)、第13回あきた水と緑の森林祭(主催:秋田県)にて、仁賀保高校は「秋田県水と緑貢献賞」を受賞しました。
 永年にわたる鳥海山へのブナの植樹活動(今年で25年目)、全校鳥海山登山での清掃活動などが評価されて、県内の高校では初となる「秋田県水と緑貢献賞」を受賞し、表彰されました。地域の皆さま、保護者の皆さま、これまでの御支援・御協力に感謝申し上げます。また、ブナの植樹を御指導いただいている、鳥海山にブナを植える会(須田和夫会長)に、改めて御礼申し上げます。ありがとうございます。仁賀保高校は、今後も、地域の自然に根ざした学習を継続して参ります。

第13回あきた水と緑の森林祭でいただいた感謝状
第13回あきた水と緑の森林祭プログラム

『おくのほそ道』文学講座を開催しました。

 7月4日(木)、1年生の「総合的な探究の時間」にて、松尾芭蕉『おくのほそ道』文学講座を開催しました。
 にかほ市教育委員会文化財保護課の専門員・齋藤様を講師にお迎えして、江戸時代前期に、歌枕の地・ここ象潟を訪れた松尾芭蕉(1644年生まれ~1694年没)の紀行文『おくのほそ道』を学びました。齋藤様の判りやすい解説やスライド映像、蚶満寺フィールドワークで学習したことも確認しつつ、改めて歴史上の「象潟」を捉え直すことができました。ご指導ありがとうございます。

会場の1年C組教室
講師のにかほ市教育委員会・齋藤さま
生徒代表・お礼の言葉

蚶満寺フィールドワークを実施しました。

 6月13日(木)、総合的な探究の時間にて、1年生を対象に「蚶満寺フィールドワーク」を実施しました。
 鳥海山・飛島ジオパークの認定ジオサイトでもある皇宮山蚶満寺で、象潟九十九島の成立や、220年前(文化元年:1804年)に発生した象潟大地震について学習しました。同寺にある自然災害伝承碑「九十九島の碑」も見学し、地震によって2m以上も隆起した九十九島を、皇室・閑院宮家御祈願所にすることで守った蚶満寺24世住職・覚林和尚に思いを馳せました。
 学校までの帰り道に、国指定天然記念物「九十九島」一帯をゴミ拾いするクリーンアップも行いました。蚶満寺と一般社団法人鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会の御協力を得ました。

皇宮山蚶満寺の山門前にて
自然災害伝承碑「九十九島の碑」にて
九十九島のクリーンアップ~琴和喜踏み切り付近にて

ブナ追肥を実施しました。

 令和6年5月30日(木)に、ブナ追肥を実施しました。
 生徒会と保健美化委員会の2年生11名が、昨年植林した鳥海山1合目の象潟町本郷旧栗林にあるブナの苗木に肥料を追加して、越冬後の順調な生育を願いました。現地では、鳥海山にブナを植える会(須田会長・斉藤副会長)から、御指導いただきました、ありがとうございます。

ブナ追肥-鳥海山にブナを植える会 須田会長あいさつ
ブナ追肥-越冬したブナの苗木に肥料を追加する生徒
ブナ追肥-集合写真

探究活動学習発表会を開催しました。

 令和6年2月9日(金)、探究活動学習発表会を開催しました。
 にかほ市長はじめ多数の御来賓をお迎えして、校長先生の御挨拶後、全学年が今年度取り組んだ「総合的な探究の時間」の学習成果を、ポスターセッション形式で発表しました。
 午後からは、情報メディア科(産学官連携関連)及び各学年の代表が、ステージ発表を行い、御来賓から講評をいただき、生徒会長が謝辞を述べて閉会しました。これまで御指導、御協力いただいた地域の皆さまに深く感謝申し上げます。

探究活動学習発表会に来校いただいた御来賓の方々
午前のポスターセッションで、発表する生徒
ポスターセッションの様子
午後のステージ発表の様子・情報メディア科(産学官連携関連)
御来賓に謝辞を述べる生徒会長

鳥海山・飛島ジオパーク認定商品 試食審査会に参加しました

 令和5年12月22日(金)に鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会が主催する「鳥海山・飛島ジオパーク認定商品 試食審査会」に、1年廣谷さんと2年今井さんがゲスト審査員として参加しました。

 出品された方々の説明を受けながら、商品の試食をしました。その後、他の審査員の方々と意見を交換しながら審査を行いました。高校生の立場から感じたことや考えたことを発表しました。

選挙啓発講座と生徒会選挙を実施しました。

 11月22日(水)、令和5年度の選挙啓発講座・生徒会選挙を実施しました。
 選挙啓発講座では、選挙制度や具体的な実施方法を、にかほ市選挙管理委員会の佐藤事務局長より映像を用いて講話していただきました。秋田県選挙管理委員会にも御出席いただきました。全校生徒には公職選挙法に準じた「投票所入場券」を配付しました。
 続いて、生徒会選挙立ち会い演説会を行い、各立候補者とその推薦人が、立候補の理由と政策を演説し、全校生徒に清き一票を訴えました。その後、各学年毎に「選挙人名簿」との照合・受付を行い、本物の投票用紙(ツルツルした開く紙)を使用して、本物の記載台投票箱で投票しました。即日開票・集計され、新生徒会長が決まりました。

選挙啓発講座にて講話される、にかほ市選挙管理委員会の佐藤事務局長
立候補演説の様子
生徒の投票の様子。隣りは明るい選挙推進のキャラクターめいすいくん。
生徒が投票所の受付を行い、選挙人名簿を照合し、投票用紙を交付した。

消費者教育を学びました。

 11月10日(金)、3年生全員が、成人年齢引き下げに伴う消費者教育を学びました。
 秋田弁護士会の塚本弁護士(塚本法律事務所)を講師に「成年になるってどういうこと?~契約社会を生きる」と題して、契約に関する基本的な考え方や、契約に伴う責任、主なトラブルの例などを、わかりやすく教えていただきました。昨年4月から法改正により18歳成人となり、消費者として主体的に判断することや責任ある行動が求められています。今後は、地歴公民科家庭科等で学習の継続を行って参ります。

会場は小体育館で行いました。
講師の塚本弁護士(秋田弁護士会)
クイズ方式で消費者としての事例を学びました。

「総合的な探究」活動を実践しました。

 10月26日(木)、3年生が「総合的な探究」活動を実践しました。
 60名が、地域に関して探究する課題を自ら設定しています。15の班に分かれ、この日は、ねむの丘やにかほ陣屋、金浦の赤石浜海水浴場、小砂川の清水地区など、学校内外で調査・探究活動を実践しました。
 にかほ市の新たな特産品として商品を企画する班もあり、高校3年生ならではの発想で活動に取り組みました。地域の皆さま、探究活動への御協力ありがとうございます。

にかほ陣屋前で「地域の水に関するアンケート調査」を行うグループ。
最初は物怖じしていたが、実践しながら声のかけ方も積極的に。

鳥海山にブナを植樹しました。

 10月19日(木)、1年生が鳥海山の1合目(にかほ市象潟町本郷)に、ブナを植樹しました。
 鳥海山にブナを植える会(須田会長)のご指導を得て、仁賀保高校は毎年ブナの植樹を行っており、今年は24年目になります。学校にて、ブナに関する講演会を拝聴し、事前学習をした上で、鳥海山の1合目に移動しました。現地では、爆竹を鳴らして熊スプレーを準備し、十分な熊対策を施して活動を行いました。
 天候にも恵まれ、ブナの苗木を115本を植樹することができました。仁賀保高校は、今後もブナの植樹を継続して参ります。

事前学習のブナ講演会。講師は、鳥海山にブナを植える会・茂野さん。
現地にて、ご指導いただく須田会長に挨拶する。
2~3人で1組になって、植樹を開始しました。
苗木が越冬できるようにご指導いただいた。
ブナの苗木、計115本を植樹しました。