令和6年度:産学官連携授業成果発表会

 11月25日(月)産学官連携授業の成果発表会を行いました。

 今年度の産学官連携授業はTDKデザイン株式会社様、にかほ市役所様とともに「みんなに伝えたいにかほの魅力」をテーマに、魅力を伝えるポスター制作を行いました。

 班ごとに伝える魅力を決め、専門家の指導の下、ポスター制作のためのコピーライティングやデザイン技法を学びました。

 成果発表会ではスライドと作成したポスターを用いて発表を行い、審査員の方々に企画力や地域への想い、ポスターのデザイン性などを評価していただきました。

 企画立案から発表までの一連の活動を通して、生徒たちは地域の魅力を再確認し、実践的な情報デザインの技術を身に付けることが出来ました。

 無事に成果発表会を行うことが出来ました。多くの方々のご協力・ご指導ありがとうございました。

産学官地域連携授業の成果を、ジオパーク学習研究発表会2024で紹介しました。

 12月7日(土)産学官地域連携授業の成果を、一般社団法人鳥海山・飛島ジオパーク主催「学習研究発表会2024 in にかほ」会場:仁賀保勤労青少年ホームで紹介しました。
 情報メディア科が取り組んでいる「産学官地域連携授業」の成果を、2年C組の5名が「にかほには【にかほ飯】がある」と題して、スライドで紹介しました。実物の各ポスターには、にかほ市内の五つのおいしいもの(岩ガキ/焼き鳥/ジャージー牛/ハタハタ/いちじく)を挙げて具体的な魅力を紹介し、多くの来場者から拍手喝采をいただきました。仁賀保高校は、今後も地域に根ざした取り組みを実践して参ります。

産学官地域連携授業の紹介
にかほには「にかほ飯」があるタイトルのスライド
発表する情報メディア科の5名
ジャージー牛を解説。

選挙啓発講座・生徒会選挙を実施しました。

 11月21日(木)、令和6年度の選挙啓発講座・生徒会選挙を実施しました。
 選挙啓発講座では、選挙制度や具体的な投票方法を、にかほ市選挙管理委員会の佐藤事務局長より映像を用いて講話していただきました。秋田県選挙管理委員会からも、実際の選挙で使用される投票用紙(投票箱の中で自然に開くポリプロピレン紙)を提供していただきました。全校生徒には、公職選挙法に準じた投票所入場券(いわゆる選挙はがき)を配付しました。
 続いて、生徒会選挙の立ち会い演説会を行い、各立候補者は、自ら選挙ポスターを作成し、全校生徒に清き一票を訴えました。その後、にかほ市明るい選挙推進協議会が、投票立ち会い人を勤め、生徒会の選挙管理委員が「選挙人名簿」との照合・受付などの選挙事務を行い、投票用紙を交付しました。全校生徒は、本物の投票箱・記載台・投票用紙を使用して「実際の投票」を体験しました。御支援いただいた関係各位に感謝申し上げます。

選挙啓発講座を行う、にかほ市選挙管理委員会事務局長・佐藤さん
立ち会い演説を行う立候補者たち
選挙事務を行う生徒会の選挙管理委員会
「選挙人名簿」と照合して、本物と同じ投票用紙(ポリプロピレン紙)を全校生徒に交付した。
本物の記載台・投票箱に投票している様子。
明るい選挙マスコットめいすいくん(着ぐるみ)も、投票所で立ち会った。
投票所入場券(いわゆる選挙はがき)と、投票用紙(ポリプロピレン紙)を全校生徒が使用した。

修学旅行隊(2年生)が出発しました。

 11月13日(水)、修学旅行隊(2年生)が、関西方面(京都・奈良・大坂)へ出発しました。3泊4日間、11月16日(土)までの旅行日程です。
 主な旅行日程は、次のとおりです。
・1日目:秋田空港出発 → 大阪:伊丹空港 → 京都:金閣寺、清水寺
・2日目:京都:班別自主研修(各班で自主的に決めた所を廻る)
・3日目:奈良:奈良公園、東大寺南大門・大仏殿 → 大阪USJ
・4日目:大阪城公園 → 道頓堀を散策 → 伊丹空港 → 秋田空港帰着

朝7時前にバス乗車する2年生たち
保護者に見送られて秋田空港に向け、出発するバス

リベリア共和国×にかほ市スポーツ文化交流事業「秋田県立仁賀保高等学校表敬訪問及び講演会」を実施しました

11月1日(金)リベリア共和国×にかほ市スポーツ文化交流事業
「秋田県立仁賀保高等学校表敬訪問及び講演会」を実施しました。

 リベリア共和国のブラモー・ネルソン駐日大使と大使館員3名の方が来校し、講演してくださいました。リベリア共和国の文化などをお話しくださり、生徒からの質問に丁寧に答えてくださいました。また、交流の証としてブラモー・ネルソン駐日大使から、リベリア国旗が手渡されました。
 リベリア共和国は来年の大阪万博で展示予定なので、機会があれば皆様もぜひお立ち寄りください。

贈呈された、リベリア国旗

ブラモー・ネルソン駐日大使の講演

交流の証として、リベリア国旗が木村校長に手渡されました。

鳥海山にブナを植樹しました。

 令和6年10月24日(木)、1年生が鳥海山にブナを植樹しました。

 鳥海山にブナを植える会(須田会長)のご指導を得て、毎年ブナの植樹を行い、今年で25年目を迎えます。7月には「秋田県 水と緑貢献賞」を受賞いたしました。この日は、まず学校にてブナに関する講演会
・第一部:横山さん 演題「鳥海山にブナの森の復元を!」
・第二部:茂野さん 演題「ブナ植林の手引き」で事前学習を行い、その後、鳥海山1合目:にかほ市象潟町本郷旧栗林にバスで移動しました。現地では、事前に爆竹を鳴らしていただき、熊鈴や熊スプレーなどの十分な熊対策をして活動を行いました。
 天候にも恵まれ、木村校長も参加し、ブナの苗木を115本を植樹することができました。
 仁賀保高校は、今後もブナの植樹を継続して参ります。

鳥海山にブナを植える会 講師:横山さんの御講演
鳥海山にブナを植える会(須田会長)からブナ植樹の御指導をいただく
ブナの苗木を植樹する生徒のようす

令和6年度「仁高祭」を開催しました。

 令和6年10月19日(土)、第35回「仁高祭」を一般公開で開催しました。
 テーマは、スマイルフェスティバル、サブテーマを~一瞬に咲け~に設定し、各クラス企画、部活動の演奏・発表・展示、有志ステージ発表など、日頃の活動の成果を披露しました。3年C組のクラス企画「謎解きリアル脱出ゲーム」が最優秀賞、3年AB組のクラス企画「亡くし者探し~迷路型お化け屋敷」が優秀賞を受賞しました。また、小体育館では今年も、きさかたふーずさんのキッチンカーに出店していただいたほか、カフェ花花さん、こぴあおにぎり亭さんも出店され、好評を得ました。

令和6年度「仁高祭」ポスター
来場者受付のようす
3年C組-謎解きリアル脱出ゲーム と、3年AB組-亡くし者探し~迷路型お化け屋敷 の教室前
2年C組-射的
有志ステージ発表
1年C組-気配斬り
1年A組-宝ゴミー
2年A組-夏祭り

令和6年度「学校防災の日」を開催しました。

 10月2日(水)令和6年度「学校防災の日」を開催しました。

 前半は、講義1として水田教授(秋田大学地域防災減災総合研究センター)より「ハザードマップを学び、身のまわりの防災マップを通して、地域の防災・減災について考える」と題する御講演をいただきました。
 中盤では、実際に大体育館で講演中、巨大地震が発生→大津波警報が発令したと想定して、本物の緊急地震速報音を鳴らし、全校生徒が身を守るポーズをとって、3階の視聴覚室・音楽室まで速やかに垂直避難しました。教職員は、生徒の点呼を行い、会議室で情報を集約し、避難所の開設を宣言しました。
 後半は、講義2として防災士の斉藤さん(株式会社Primes代表取締役、本校卒業生)から「災害時に私たちにできること~福祉と防災~」と題する御講演をいただきました。
 現在、にかほ市では、災害対策基本法に基づき、内閣府がガイドラインを定める「個別避難計画」を作成中であり、その避難所には仁賀保高校も含まれております。220年前(文化元年)に、象潟地震を経験したこの地域だからこそ、防災・減災を他人事とせず、自分事として取り組む姿勢を学びました。御指導ありがとうございます。

講演される水田教授(秋田大学)
身を守るポーズを取る生徒たち
講演される斉藤さん(本校36期卒業生)

ジオパークフィールドワークを実施しました。

 9月12日(木)、ジオパークフィールドワークを実施しました。

 1年生の「総合的な探究の時間」として実施し、5つの班に分かれて、認定ジオガイドの方々から、獅子ヶ鼻湿原元滝伏流水の現地を踏査しつつ、あがりこ大王炭焼き小屋燭台ブナ鳥海マリモ湧水の出壺などの解説をいただきました。御説明ありがとうございます。
 にかほ市には、鳥海山や九十九島をはじめ、約60万年前からの火山活動による大地の変遷が数多く刻まれております。見学した2カ所とも、先週の事前学習で学んだ溶岩流の先端にあたる場所であり、その豊かな水の恵みを体験できました。

中島台・獅子ヶ鼻湿原 認定ジオガイドの方々に挨拶
中島台・獅子ヶ鼻湿原 湧水池の冷たさを実感する
中島台・獅子ヶ鼻湿原 有名な燭台ブナを見学した
本郷・元滝伏流水 湧水のおかげで涼しい
本郷・元滝伏流水 湧水が湧き出している所が鳥海山溶岩流の先端部

獅子ヶ鼻湿原・元滝伏流水の事前学習をしました。

 9月5日(木)、一週間後に実施する予定のジオパークフィールドワーク(行き先:獅子ヶ鼻湿原・元滝伏流水)の事前学習を行いました。

 一般社団法人鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会の主任研究員・大野さんを講師にお迎えして、鳥海山(2,236m)の成り立ちと、溶岩と湧水地の関係、獅子ヶ鼻湿原と元滝伏流水の特徴を、豊富な資料に基づいて御解説いただきました。仁賀保高校や6月に訪問した蚶満寺の場所も確認しながら、5万分の1「火山土地条件図:鳥海山」を用いて学習しました。御指導ありがとうございます。

会場の1年C組教室の様子
講師の鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会 主任研究員の大野さん
生徒代表、お礼の言葉