4月30日(金)、仁賀保高校では、今年度初めての試みとして「オンライン生徒総会」を開催しました。従来どおりの体育館1箇所に全校生徒や教職員が集合する開催方法ではなく、今年度から「GIGAスクール構想」が実現し、一人一台端末として県立高校に配布されたChromeBookを用いて、各教室での分散開催としました。
具体的な方法は、Wi-Fi(無線LAN)接続されたChromeBookを、各教室にある大型電子黒板につなぎ、Google Meet を使って多画面表示しました。生徒会役員および各委員会は、視聴覚室から映像・音声を配信し、各教室側は、ChromeBookのカメラとマイクを使って視聴覚室と双方向通信いたしました。このため、生徒総会すべての議事・運営は、司会進行から生徒会長の挨拶も、決算案や予算案の承認も、委員会活動の報告も、オンラインで無事終了することができました。
企業等のオンライン会議では、一般的に Zoom の方が普及していますが、仁賀保高校では一人一台端末が ChromeBookなので Google Meet で運用した次第です。今回開催してみた結果、特に映像・音声の遅延や中断もなく、秋田県内高校で初の「オンライン生徒総会」成功事例となりました。今後も、仁賀保高校ではICTの教育活用や学習面での実践を、積極的に取り組んで参ります。