令和4年度「全世代に広げよう健康寿命延伸プロジェクト(第2弾)若者世代」

 11月16日(水)、3年「フードデザイン」の授業で、上記プロジェクトの対象である生徒たちが、生活習慣病を予防する食習慣等について教えていただきました。講師は食生活改善推進員とにかほ市職員の皆様です。 

 家庭から持参したみそ汁の塩分濃度を計り、適正な塩分濃度や塩分量について学んだり、朝食や野菜を摂取することの大切さを再認識したりすることができました。

「読み聞かせ講習」

 10月20日(木)、1年生「家庭基礎」の授業で「読み聞かせ講習」が行われました。ご指導くださったのは、象潟小学校や象潟公民館でも活動されている「朗読ボランティアいずみ」の6名の皆様です。

 選書の仕方や読み方の作法を教えていただいたり、『かわいそうなぞう』の紙芝居を見せていただいたり、手遊び・パネルシアター・ペープサート・大型絵本を紹介していただいたりしました。

~生徒の感想より~

「読み聞かせを毎週毎週楽しみにしていたことを思い出しました。」

「絵本は子供だけじゃなく大人でも楽しめるものですごいと思いました。」

「子供のうちに戦争などの歴史に触れることにも有効だということがわかりました。」

「季節や流行りを考えるのはもちろん、集中力のことも考えて質問や歌みたいにしてずっと関心をもたせたり、本の大きさや光の当たり方を細かく観察したり、一つひとつに経験と工夫があってとてもためになった。」

「絵本や紙芝居にふれる機会があったらまた読んでみたいし、自分が子を持ったらその子供にも読ませてあげたいです。」

「介護ロボット見学・操作体験学習会」

 10月26日(水)、2年「生活と福祉」の授業で、県健康福祉部長寿支援課様による上記体験学習会を行いました。介護の仕事に理解を深め魅力を感じ、進路選択に役立ててもらうことを目的としています。

 当日は、動画視聴の後、4事業所から5つの介護ロボットを紹介いただきました。   

~生徒の感想より~

「介護の仕事はお年寄りの世話で大変だと思ったけど、職場の人たちが笑顔で対応していて流石だと思いました。」

「職員、要介護者の人たちが快適に仕事、生活ができるように様々なシステムがあって驚いた。人の力だけでは行き届かない細かなことも機械の力があれば分かりやすく正確にデータとして残るのがすごいと思った。」

「介護する側を助けるものと、介護される側を助けるものがあるとわかりました。人にしかできないこともたくさんあるけど、ロボットの力を借りることで助かる人が増えると思いました。」

「価格などの壁もあると思うが、たくさんの介護施設や家庭で介護が必要な人に広まって欲しいと思った。」

にかほ市社会福祉協議会「福祉体験教室」⑥手話体験

 11月16日(水)、2年「生活と福祉」の授業で、にかほ市社会福祉協議会の手話通訳士平川信夫様、職員の土門絵梨子様による「手話体験」を行いました。

 始めに、自分の名字の手話を教わりました。次に、動物や食べ物などをジェスチャーを使って伝えるゲームを通じ、手話を知らなくても相手に伝える方法があることを楽しみながら学びました。

 手話は耳が聞こえない人の会話言語であること、口の動きでも言葉を把握しているということ、手話を付けて話すことで耳が聞こえる人と聞こえない人の両方と同時に会話できること等に気付くことができました。   

~生徒の感想より~

「改めて手話は耳が聞こえない人にとって、大切なものなんだなと思いました。手話にもいろんな表し方があって楽しいなと思いました。耳が聞こえない人は手話をどうやって覚えているのかが気になりました。」

「最初はスマホで文字を打てばいいと思ってたけど、それでは相手の表情とか感情がわからないので、やっぱり手話で相手としっかり顔を見て会話したほうがいいと思いました。」

にかほ市社会福祉協議会「福祉体験教室」⑤介護体験

 10月5日(水)、2年「生活と福祉」の授業で、にかほ市社会福祉協議会の皆様による「介護体験」を行いました。

 衣服の着脱、おむつ交換、ベッドから車椅子への移乗について、軽妙な話術で分かりやすく教えていただきました。また、レクリエーションを実施する際の留意点も、体験を通して学ばせていただきました。 

~生徒の感想より~

「着替えをお手伝いするときのコツが分かった。簡単に着せて脱がせる事ができてすごいなと思った。」

「おむつ交換は赤ちゃんのしかしたことがなかったので、高齢者の方のおむつ交換とやり方が違ったので驚きました。介護職は大変そうだなと思ったけど楽しそうだなとも感じました。」

にかほ市社会福祉協議会「福祉体験教室」②③④障がい者スポーツ体験

 2年「生活と福祉」の授業で、9月14日・21日、10月19日の3回に渡り、障がい者スポーツ体験を行いました。種目は卓球バレーとフライングディスク、車椅子バスケットボールです。講師は、にかほ市社会福祉協議会様、秋田県障がい者フライングディスク協会様、秋田県車椅子バスケットボールクラブ様です。

 障がい者スポーツをとおして、多様な障がいについて知ることができました。また、障がいの有無に囚われずに、関わり、共に楽しむことができることにも気付けました。

~生徒の感想より~

「簡単でみんなが楽しめる工夫のされたスポーツだなと思った。目の見えない方のサポートのために声をかけて合図する場面もあったので、コミュニケーションもとれていいなと思った。」(卓球バレー)

「コツを掴むのは難しかったけど、手を動かすだけでできるので、体が不自由な方でも楽しめると思った。手を使えない場合は足で投げても良いと聞いて驚いた。」(フライングディスク)

「健常者も一緒にやれるスポーツだと知った。障害の重さで点数を決めて合計16点以内にすると聞いたときは驚いた。車椅子も動きやすいように工夫されていて楽しかった。」(車椅子バスケットボール)