2年「生活と福祉」の授業では、昨年度に引き続き、にかほ市社会福祉協議会のサポートによる「福祉体験教室」(全8回)を計画しています。初回の7月13日(水)、盲導犬講話を実施しました。講師は、にかほ市在住盲導犬ユーザーの小玉力さんです。
講話では、「身体障害者補助犬法」があっても未だに入店を断られることがあること、日本では顔立ちが優しいラブラドールレトリバー(とゴールデンレトリバー)が盲導犬として活躍していること、横断歩道で危険なときは命令しても動かないこと等教えていただきました。
生徒からは「盲導犬と生活するようになり、いい意味で前と変わったことはあるか」「階段の上り始めでつまずかないか」といった質問が出されました。小玉さんは、障がいを持つ身としてまた人生の先輩として、時にウィットに富んだ返しで時にアクティブに実践を交えて答えてくださいました。
次回8月には「点字体験」で、視覚障がいに関する学習を深めていきます。
~生徒の感想より~
「僕的には目が見えなくてとても大変だと思っていました。しかし、小玉さんからは大変でもあるが人生を楽しんでいることが伝わってきました。」
「自分自身のコミュニケーション能力も備えておいて、話し上手、聞き上手になったら良いということも分かりました。」