1月21日、授業「総合的探究の時間」で、秋田県民俗芸能協会長の齊藤壽胤( じゅいん)先生をお迎えして「番楽講話」を開催しました。1年生全員を対象に、民俗芸能「番楽」について講話を受け、にかほ市内の番楽を学習しました。
【にかほ市の番楽】5つとも国記録選択無形民俗文化財に指定されています。
- 伊勢居地(いせいじ)番楽 伝承地:仁賀保地域の伊勢居地集落
- 釜ヶ台(かまがだい)番楽 伝承地:仁賀保地域の釜ヶ台集落
- 冬師(とうし)番楽 伝承地:仁賀保地域の冬師集落
- 鳥海山小滝(こたき)番楽 伝承地:象潟地域の小滝集落
- 鳥海山日立舞(ひたちまい) 伝承地:象潟地域の横岡集落
今回の講話では、象潟町横岡集落で伝承されている鳥海山日立舞(通称:横岡番楽)のビデオ映像を鑑賞した上で、民俗芸能「番楽」が始まった由来や、そこに込められている意味を学ぶことができました。仁賀保高校は、地域の伝統文化を学ぶことで一層の地域理解を深めたいと考えております。今回、にかほ市教育委員会文化財保護課から学習支援をいただきました。また、この番楽講話については、来月発行の『広報にかほ』2021年2月1号に掲載される予定です。