校長あいさつ

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 本校は、俳人松尾芭蕉が、奥の細道で「象潟や雨に西施がねぶの花」の句を詠んだ景勝地、秋田県南部沿岸に位置し、霊峰鳥海山の大迫力を眼前で心に刻み込める、この上ない環境にあります。仁賀保生は、鳥海山を仰ぎ見て決意します。ふるさと秋田の未来を創造し、高い志をもって、「地域の創生」に貢献するために行動しようと!

 1977(昭和52)年、「自立・克己・友愛」を校訓に掲げ、生徒一人ひとりを心豊かに育み、その個性と能力を伸ばすことを目標に創立され、43年目を迎えます。 2003(平成15)年には情報化社会が進展する中、IT産業を支える人材の育成を目標に、秋田県で唯一の情報メディア科を新設しました。現在は、グローバル化の急速な進展を踏まえた新たな挑戦と、これまで培ってきた基本的な学びを結びつけて、さらなる深化を模索しております。

 本校では、多様な進路希望をに対応した指導体制をとっています。二年次から普通科に「進学コース」と「教養コース」、情報メディア科に「CGデザインコース」と「Netシステムコース」を設け、一人ひとりの進路希望に合わせた個別指導を重視して、きめ細かな支援を心がけています。

 また、地域との協働を大切にし、地域活性化への貢献を意識して活動しています。本校は、にかほ市唯一の高等学校として、地域の期待を担い、多くの方々に支えられて活動しています。映像の編集やCG制作、ポスターデザイン等で地域と密着した取り組みを重ね、防災やボランティア活動にも主体的・積極的に取り組んで、活動の輪を広げています。

 今年度は、キャッチフレーズ「i con t act 」=アイコンタクトを活用し、生徒一人ひとりが「自己有用感」を涵養できるように、教職員が一丸となって生徒を支援して行きます。また、「GTH」を掲げ「疑問(G)を持ち、探究(T)を通して発見(H)する」学びのキーワードを意識して学習できるように、教育環境を整備します。

 鳥海山のきらきら輝く千古の雪は、やがて溶け、ゆっくりとしみこんで伏流水となり、長い年月を経て日本海にわき水として現れます。

 秋田県立仁賀保高等学校は、雄大な自然の中に教育のヒントや方法を見いだし、学力の三要素を踏まえて、基礎・基本を確実に教え、生徒の夢の実現に向けて支援する高等学校を目指します。 また、これまで同様、主体的・意欲的に社会と関わる校風を継承し、地域や自然を守り発展させる教育活動を充実させて参ります。 今後とも、なお一層の御理解、御支援をいただきますようお願いいたします

平成31年4月 秋田県立仁賀保高等学校長 小園 敦