二学期終業式/生徒会任命式/賞状伝達式を行いました。

 12月19日(金)、二学期終業式/生徒会任命式/賞状伝達式を行いました。
 
 二学期終業式では、この二学期中にあった様々な学校行事や地震災害、日常となった熊の出没などを校長先生と振り返り、来年(令和8年)の各自の目標に向けて、それぞれ準備を進める決意を新たにしました。最近、地震が頻繁に起こっておりますので、災害にも備えたいと思います。
 生徒会任命式では、11月27日(木)に行われた生徒会役員選挙で当選した生徒会長、生徒会副会長、応援団長の3名に、校長先生から任命状が手渡されて、新しい生徒会執行部が発足しました。新生徒会長からは就任の決意表明あいさつがありました。
 賞状伝達式では、夏休み~二学期中に開催された諸大会で入賞を果たした生徒13名(美術部/写真部/情報メディア科/バレーボール部)に、校長先生から賞状が伝達されました。各部・科とも、入賞おめでとうございます。

二学期終業式 ~ 校長先生と二学期を振り返りました。

生徒会任命式 ~ 選挙で当選した3名(生徒会長/副会長/応援団長)に、任命状が手渡されました。

賞状伝達式 ~ 二学期中の諸大会で、入賞を果たした13名の生徒たち

デートDV防止講座を実施しました。

 12月12日(金)、秋田県庁出前講座「デートDVについて」を、全校生徒対象に実施しました。
 
 今年度は、秋田県子ども・女性・障害者相談センターの武田さんを講師にお招きしてデートDVについて、高校生にもありがちな具体的な内容や事例を学習しました。近年の傾向や、刑法の改正についても触れ、DV=ドメスティック・バイオレンスは「人権侵害」であること、どんなに親しい間柄の親友・恋人・友達同士であっても、相手を嫌な思い、不快な気持ちにさせるような言葉や行動をしてはいけないことを、教えていただきました。特に、体に暴力をふるったりする行為はダメですし、相手を精神的に拘束するような言動もDV・デートDVに該当します。仁賀保高校生徒会では、すでに「いじめ撲滅宣言」を発表するなど、DV・デートDVがないように啓発活動に取り組んでおりますが、改めて、武田さんの御指導に感謝申し上げます。

デートDV防止講座/講師は、秋田県子ども・女性・障害者相談センターの武田さん
近年の傾向や刑法の改正など、DVについて具体的な事例を学びました。
最後に、保健美化委員長が感謝の言葉を述べて、講座を終了しました。

選挙啓発講座・生徒会役員選挙を実施しました。

 11月27日(木)、令和7年度 選挙啓発講座・生徒会役員選挙を、全校生徒を対象に実施しました。
 
 今年度も、にかほ市選挙管理委員会・にかほ市明るい選挙推進協議会の皆さまより、全面的な御支援をいただいて実施いたしました。始めに、にかほ市選挙管理委員会の佐藤事務局長がスライドを使って「選挙啓発講座」を行い、現在の選挙のしくみはどうなっているのか、若者が選挙で投票しないとどうなるのか等を、国政・県政・市町村政の各段階で御説明していただき、この社会で若者の投票がいかに大切なのかを教えてもらいました。その後、期日前投票などの選挙手続きを解説されました。
 選挙啓発講座の終了後、生徒会役員選挙の立ち会い演説会が行われました。立候補した四名は、それぞれが目標にしている生徒会でやりたいことや、もっとこうしたいことを全校生徒に訴えました。各クラスの選挙管理委員が「投票所入場券」を全校生徒に配付して、各学年ごとに、本物の投票箱/記載台/投票用紙を使用して投票しました。投票立ち会い人や投票管理者は、にかほ市明るい選挙推進協議会の皆さまが担当してくださいました。改めて、にかほ市の御指導・御支援に感謝申し上げます。

選挙啓発講座/講師は、にかほ市選挙管理委員会・佐藤事務局長
選挙の事務手続きも、生徒会・選挙管理委員会が行いました。
本物の投票箱/記載台/投票用紙を使用して投票しました。

ブナ講演会およびブナ学習を実施しました。

 2025年10月30日(木)、令和7年度 秋田県「森づくり県民提案事業」に基づき、1年生を対象にしたブナ講演会およびブナ学習を実施しました。
 
 今年度は、秋田県内でクマの出没が多発したため、野外活動=鳥海山へのブナ植樹は中止し、鳥海山にブナを植える会の齋藤さん・茂野さんを講師に迎えて「鳥海山にブナの森の復元を」と題して、ブナ講演会を行いました。かつて鳥海山には、世界遺産の白神山地に匹敵するブナの森がありましたが、戦後の混乱期に多くが伐採されて失われました。1990年代に環境問題として地球温暖化や二酸化炭素の排出削減が唱えられ、ブナの森が果たす役割が再評価されて、鳥海山にブナを植える会と仁賀保高校は、ブナの植樹を開始しました。
 講演会を受講した後、バスで奈曽川河川公園に移動し(安全確保のためバス内から)鳥海山のブナの森が蓄えた湧水が流れ込む奈曽川を見学しました。その後、象潟郷土資料館で、鳥海山の山体崩壊が起こった縄文時代晩期の「埋もれ木」を拝見して、潟瑚時代の象潟九十九島ジオラマの解説を受けました。午後は、白瀬南極探検隊記念館にて、映像と企画展「白瀬南極探検隊の学術調査」を見学し、仁賀保高校が現在取り組んでいる国連のSDGs=持続可能な開発目標の大切さを学習しました。
 今年度、仁賀保高校は、秋田県立高校初の国連「ユネスコスクール」認定を目指しています。鳥海山にブナを植える会、各館のご指導に感謝申し上げます。

ブナ講演会をされる茂野さん
象潟郷土資料館 鳥海山の山体崩壊/縄文時代晩期の埋もれ木
白瀬南極探検隊記念館に入館する1年生

令和7年度 学校防災の日を実施しました。

 2025年10月22日(水)、昨年度に引きつづき、令和7年度 学校防災の日(防災講話・避難訓練)を実施しました。
 
 今年度は、秋田県総務部総合防災課の今野さん(にかほ市象潟町出身)を講師に迎え、演題「大自然を前に私たちができること」という防災講話を全校生徒が受講しました。この講話を受講後、各HR教室に戻って、秋田沖を震源とするマグニチュード8.7の海域型連動地震が発生した想定で、避難訓練を行いました。にかほ市では震度6強を観測、揺れは長周期地震動で約1分間続くと想定し、同時に停電が発生した状態を前提としました。全校生徒・職員が、大津波警報の発表を待たずに3階の視聴覚室・音楽室に垂直避難を開始しました。避難訓練後の今野さんからの講評では「実際に地震や津波が起こるものと想定して、高校卒業後の未来も、危機意識をもって生活してほしい」旨、この地域(にかほ市)の過去の自然災害事例を挙げ、お話をいただきました。最後に、生徒代表が御礼の言葉を述べて終了しました。ご指導に感謝申し上げます。

防災講話をされる今野さん
避難訓練/3階へ垂直避難するようす
今野さんの避難訓練の講評と、生徒代表による御礼の言葉

令和7年度 仁高祭 を開催しました。

 2025年10月18日(土)、令和7年度 仁高祭(仁賀保高校文化祭)の一般公開が行われました。
 
 今年の仁高祭テーマは「轍(わだち)~49年の歴史を胸に~」、各クラス企画、部活動の演奏・発表・展示、有志ステージ発表、今年開設された「学習センター」紹介、総合的な探究の活動発表、情報メディア科が作成したポスターの展示など、日頃の活動の成果を披露しました。ステージ発表では、8月に岐阜県大垣市にて開催された全国専門学科情報科研究協議会岐阜大会(来年、にかほ市で開催)での情報メディア科生徒のプレゼンテーションと、同月のリベリア共和国・にかほ市 大阪関西万博リベリア共和国ナショナルデー交流事業での本校生徒による英語スピーチの動画を含めた報告会が行われました。クラス企画では3年AB組「お化け屋敷」&3年C組「射的」が、同点で最優秀賞を受賞しました。小体育館では、きさかたふーずさんのキッチンカーに出店していただいたほか、こぴあ/おにぎり亭、森の時間、カフェ&リラクゼーション/トランスさんも出店され、たいへん好評でした。保護者の皆さまをはじめ、大勢の市民の方々にも御来校いただき、ありがとうございます。

令和7年度 仁高祭ポスター/テーマ「轍(わだち)~49年の歴史を胸に~」

全国専門学科情報科研究協議会(岐阜大会2025)発表報告/※来年にかほ市で開催予定
リベリア共和国・にかほ市/大阪関西万博リベリア共和国ナショナルデー交流事業レポート発表報告
有志ステージ発表~ダンス
にかほ市学習センター職員による熱唱

閉祭式~クラス企画は、3年AB組と3年C組が同点で最優秀賞となった。

ジオパークフィールドワークを実施しました。

 令和7年9月18日(木)、1年生を対象に、ジオパークフィールドワークを実施しました。
 
 天候は、あいにくの小雨模様でしたが、十分な熊対策を施した上で、にかほ市の代表的ジオサイトであり、国指定天然記念物の獅子ヶ鼻湿原を見学しました。降雨のため安全を優先し、順路コースを短縮して、赤川の吊り橋手前までを見学し、豊かなブナ林を学習しました。移動バスの中からは、上郷温水路の役割を学びました。
 元滝に移動すると、雨は止み、通常のコースで見学できました。元滝伏流水の流れは、とても美しく、森林の中は涼しく感じました。ここは、にかほ市のミネラルウォーター「鳥海山の真純水」の採水地でもあり、すぐ近くの「本郷の清水」でも、天然の湧水が汲めます。鳥海山・飛島ジオパーク認定ガイドの皆さま、ご指導ありがとうございました。今回の学習を、今後の総合的探究の発表に生かして参ります。

中島台・獅子ヶ鼻湿原の入り口
獅子ヶ鼻湿原の異形ブナ ~ このエリア一帯は、国の天然記念物に指定されています。
元滝伏流水の湧水 ~ 鳥海山から来た溶岩流の末端崖です。

リベリア共和国・にかほ市 大阪・関西万博リベリアナショナルデー交流事業に参加して来ました。

 令和7年8月26日(火)、2年生3名と1年生2名が大阪・関西万博リベリアナショナルデー交流事業に参加してきました。
 
 にかほ市は、東京2020大会のホストタウンとして関わりを持ったリベリア共和国と、大阪関西万博リベリアナショナルデーにてスポーツ・文化交流を行いました。国際交流を通して国際教養を身に付けながら国際理解の促進を図る目的で、仁賀保高校の生徒5名とにかほ市出身の3人を含むダンスチームの4名で参加しました。

 リベリアナショナルデーの公式式典では、日本の外務副大臣とリベリア共和国の外務大臣をはじめ、リベリア共和国の代表団の来賓と500名程の一般観客を前にして、仁賀保高校の2年生の3名がジェスチャーも入れて英語でスピーチをし、会場を盛り上げました。

 その後、リベリア共和国のパビリオンを訪問し、農業、教育、観光、ジェンダーの4分野に注力しているリベリア共和国の豊かな文化遺産について、仁賀保高校の5名全員が今後、小学校や中学校の報告会でリベリア共和国の紹介と大阪・関西万博リベリア交流の紹介ができるように質問を沢山してきました。

 また、リベリア共和国のイベント(文化的なパフォーマンス)では、にかほ市出身のダンスチームの5名がリベリア共和国の伝統のダンスを単独で踊り、大盛況で終わり、無事に交流を終えることができました。

リベリア共和国の公式プログラムでは、2年生の3人がジェスチャーも入れて英語でスピーチをしました。
リベリア共和国のパビリオンでは、2年生の3名が通訳の方を通して、農業などについて質問をして学習してきました。
リベリア共和国のパビリオンでは、1年生の2名が通訳の方を通して、教育などについて質問をして学習してきました。
リベリア共和国のイベントでは、にかほ市のダンスチームの5名がリベリア共和国の伝統のダンスを披露しました。

二学期 始業式を実施しました。

令和7年8月22日(金)、二学期 始業式を実施しました。
 
 夏休みが明け、二学期が始まりました。始業式では、校長先生から一学期に引き続き「人に優しく」学校生活に取り組むこと、自分自身の大きな「目標」をもつこと、二学期は各学年ごと取り組むべき課題に邁進すること、7月の全校トライアスロンボランティアが、にかほ市民に高く評価されていることなどのお話を受けました。
 そして、近年、全国各地や日本近海で頻発する自然災害に触れ、にかほ市では、仁賀保高校が「避難場所」ではなく「避難所」に指定されていること、万が一、自然災害に遭遇した場合は、まず、自分の命を守ることを最優先に行動することを教えていただきました。二学期も、仁賀保高校の教育活動に御支援・御協力をお願い申し上げます。

夏休みが明け、久しぶりに全校生徒が一堂に会した。
二学期始業式/校長先生よりお話をいただく。

第35回秋田トライアスロン芭蕉レース象潟大会を全校ボランティアで支援しました。

 令和7年7月20日(日)、第35回秋田トライアスロン芭蕉レース象潟大会を全校生徒・教職員のボランティアで支援しました。
 
 この日は、快晴に恵まれ、過去2年間は「集中豪雨」で、それ以前はコロナ禍で何らかの制限や一部の競技中止がありましたが、今年度は全ての競技が、制約なく実施されました。これは6年ぶりのことです。仁賀保高校は、全校生徒・教職員(学習センター職員を含む)が、ボランティア・スタッフとして今大会の運営に携わりました。
 沿道では、全国各地から集まったトライアスロン選手に、温かい声援が送られ、仁賀保高校生も、選手を支援しながら応援しました。心配された熱中症や熊出没も発生せず、無事に大会を終了することができました。猛暑の中、生徒の送迎等で御協力いただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。

朝の部門別(全校生徒)集合
大会本部前/ゴール地点
スイム競技/海中班