第35回秋田トライアスロン芭蕉レース象潟大会を全校ボランティアで支援しました。

 令和7年7月20日(日)、第35回秋田トライアスロン芭蕉レース象潟大会を全校生徒・教職員のボランティアで支援しました。
 
 この日は、快晴に恵まれ、過去2年間は「集中豪雨」で、それ以前はコロナ禍で何らかの制限や一部の競技中止がありましたが、今年度は全ての競技が、制約なく実施されました。これは6年ぶりのことです。仁賀保高校は、全校生徒・教職員(学習センター職員を含む)が、ボランティア・スタッフとして今大会の運営に携わりました。
 沿道では、全国各地から集まったトライアスロン選手に、温かい声援が送られ、仁賀保高校生も、選手を支援しながら応援しました。心配された熱中症や熊出没も発生せず、無事に大会を終了することができました。猛暑の中、生徒の送迎等で御協力いただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。

朝の部門別(全校生徒)集合
大会本部前/ゴール地点
スイム競技/海中班

賞状伝達式/一学期終業式/避難訓練を実施しました。

 令和7年7月18日(金)、賞状伝達式一学期終業式避難訓練を実施しました。
 
 まず、一学期の部活動諸大会およびコンクール等に優れた成績をおさめた生徒たちが表彰され、賞状が伝達されました。続いて、終業式が行われ、校長先生から一学期の4ヶ月間を振り返り、2日後の全校トライアスロンボランティアを含め、安心で安全な夏休みを過ごすように御指導いただきました。
 その後、いったん教室に戻り、大体育館から火災が発生した前提で、避難訓練を実施しました。生徒全員は、決められた避難経路から速やかに校舎玄関前へ脱出し、各クラス・各学年で点呼の上、全員の無事を確認しました。にかほ市消防本部・須田さんから講評をいただきました。校長先生から、校舎火災「実体験」のお話もあり、改めて「命の大切さ」を学びました。

賞状伝達式/写真部、吹奏楽部、バドミントン部が受賞した。
一学期終業式/校長先生よりお話をいただく。
避難訓練/避難後のようす。

租税教室を実施しました。

 令和7年7月14日(月)、地歴公民科「公共」の授業で租税教室を実施しました。
 
 今年度は、由利本荘市の鈴木税理士を講師に迎え、1年生全員を対象に、日常生活に関わる税金の基礎知識を学びました。日本国憲法第30条「納税の義務」から始め、主な税金の種類と累進課税制度、その使い道、国税・都道府県税・市町村税の役割、税の垂直的公平や水平的公平など、高校卒業後、多くが納税者となる生徒たちに、具体的でわかりやすく日本の税制について、御指導いただきました。また、実際に1億円レプリカと百万円レプリカを用いて、金銭の大切さを学ぶと共に、高校生を含む18歳成人者を狙った詐欺にも、注意を喚起しました。御指導に感謝申し上げます。

地歴公民科「公共」租税教室のようす。

1年「家庭基礎」浴衣着付け教室を実施しました

 7月7日(月)、本校の茶華道部講師、佐藤様、金様のご指導の下、浴衣着付け教室を実施しました。今年で5年目です。生徒の感想を紹介します。

「細かいところにまで日本の文化と礼儀が感じられて面白かった。」
「自分の見えない部分を整えるのが難しかった。帯の結び方は何種類あるのか、どんな結び方があるのか気になった。浴衣の柄についても知りたいと思った。」
「友達にも少しだけ教えることができた。浴衣を着る時にしっかりと合わせる場所は合わせないと、後から形がずれるから、真剣にやらないといけないと分かった。」
「袖を持ってまっすぐにしたり腰ひもを結んだりする方法が分かった。いつか京都に行って着てみたい。」
「浴衣の着付けのやり方、楽しさ、浴衣の美しさを直接感じられた。」
「着るときも畳むときも左右を揃えることが大事だと分かった。覚えている限り初めて自分で浴衣を着ることができたのでうれしかった。機会があったら教えてみたいと思った。」

 着付けや帯結びをささっとマスターして素敵に着こなし、浴衣のたたみ方まで友人にアドバイスできた生徒もいました。家族や友人と、夏まつりや花火大会等に是非浴衣で出かけてみてください。

全校鳥海山登山を実施しました。

 令和7年6月20日(金)第44回/令和7年度 全校鳥海山登山を実施しました。

 今年度から、チェックカード方式を廃止して、到達目的地点ごとの班編成とし、各班に教職員と協力者(医療関係者/山岳関係者など)が付き添う方式に改めました。また、生徒全員に熊鈴を着用させ、各班スタッフに熊スプレーを持たせる等、十分な熊対策を行った上で、登山を実施しました。鳥海山五合目・鉾立登山口にある稲倉山荘横の駐車場で出発式を行い、熱中症等にならないための諸注意を伝達し、無線で連絡を取りながら、安全に登山を終えました。この日は晴天に恵まれ、生徒は仲間とともに鳥海山の雄大な自然と眺望を満喫しました。ご協力いただいた秋田大学医学部をはじめとする医療関係者の皆様、本荘山の会の皆様、保護者の皆様、サポートしていただいた皆様方には、改めて感謝申し上げます。 

全校鳥海山登山/出発式の様子
全校鳥海山登山/雪渓を歩む生徒たち
全校鳥海山登山/七五三掛に到着

おくのほそ道文学講座を実施しました。

 令和7年6月13日(金)、1年生を対象に、おくのほそ道文学講座を実施しました。

 にかほ市教育委員会・文化財保護課の専門員/齋藤さまを、講師にお招きして、詳しい御解説をいただきました。歌枕の地・象潟がどのように形成されたか、なぜ松尾芭蕉と河合曽良は松島・象潟を目指したのか、『おくのほそ道』完成後には、どんな人々(文化人など)が象潟に訪れたのかなど、現在、象潟郷土資料館に展示されている松尾芭蕉親筆の短冊とTDK創業者・齋藤憲三氏との関わりなど、専門員ならではの『おくのほそ道』調査結果に基づく事柄を学びました。今回学んだことを「総合的な探究の時間」の地域学習に活かして参ります。ありがとうございました。

おくのほそ道文学講座の様子
おくのほそ道文学講座/講師の齋藤さん

蚶満寺フィールドワークを実施しました。

 令和7年5月30日(金)、1年生を対象に、蚶満寺フィールドワークを実施しました。
 鳥海山・飛島ジオパークの認定ジオサイトでもある「皇宮山蚶満寺」を訪問して、現在、国の天然記念物に指定されている「象潟・九十九島」の成り立ちと、この景観が保存された歴史的経緯と、皇室とのつながりについて学習しました。
 現在でも、鳥海山は活火山であり、200年以上前に発生した象潟地震を忘れないためにも、この学習によって防災意識を高め合いました。このあと、にかほ市観光拠点センター「にかほっと」で、地域の特産品やお土産品について見学し、学校に帰着しました。

蚶満寺フィールドワーク/蚶満寺山門前にて「象潟・九十九島」の由来を学ぶ。
蚶満寺フィールドワーク/自然災害伝承碑「九十九島の碑」について学ぶ。

ブナ追肥を実施しました。

 令和7年5月29日(木)午後、ブナ追肥を実施しました。
 昨年度(令和6年度)10月24日、鳥海山1合目/にかほ市象潟町本郷旧栗林に、ブナの苗木105本を植樹しました。その苗木が越冬しましたので確実な生育をはかるために、肥料を追加しました。校長先生、生徒会保健美化委員会および顧問教員が、追肥に参加し、鳥海山にブナを植える会(須田和夫会長)に御指導いただきました。ありがとうございます。
 仁賀保高校の長年に渡る鳥海山へのブナ追肥・植樹は、昨年「秋田県水と緑貢献賞」を授賞しています。今年26年目を迎え、秋10月30日にブナを植樹する予定です。

ブナ追肥-鳥海山1合目/本郷旧栗林で行いました。
ブナ追肥-昨年10月に植樹した、ブナの苗木105本に肥料を追加しました。

総合体育祭を実施しました。

 令和7年5月21日(水)~23日(金)総合体育祭を実施しました。 昨年度までの体育祭と、夏休み明けに実施していた球技大会を統合する形で、今年度は「総合体育祭」としてeスポーツを含めて3日間、実施しました。競技種目は以下のとおりです。

【屋外競技】
・50m走(全校生徒)
・チーム対抗リレー(各クラス男女3名ずつ)
・障害物リレー
(ラムネ→麻袋→二人三脚→パン食い→平均台→マシュマロ)
・生徒会種目:借り人競走
【屋内競技】
・バレーボール
・バスケットボール
・バドミントン
・卓球
・eスポーツ「大乱闘スマッシュブラザーズSpecial」
【評価種目】
・応援&マナー
・クラス旗

 総合成績は、第1位3年C組、第2位3年AB組、第3位2年C組でした。

総合体育祭-開祭式
総合体育祭ーバレーボール
総合体育祭ーeスポーツ

風力発電講座を実施しました。

 令和7年5月2日(金)、全校生徒を対象に、風力発電講座を実施しました。
 秋田県は、地球環境問題のCO2排出削減に取り組んでおり、再生可能エネルギーの風力発電に注力しております。これは、国連SDGs:持続可能な開発目標にも合致しており、仁賀保高校も、これまでの全校鳥海山清掃登山や、鳥海山へのブナ植樹などで取り組んできました。この日は、

・秋田県クリーンエネルギー産業振興課 東海林さま
・株式会社ユーラスエナジーホールディングス 西谷さま/中野さま

 を講師に「秋田県における再生可能エネルギーと風力発電事業」と題して、秋田県で始まっている風力発電について御解説いただきました。仁賀保高校は、再生可能エネルギーの学習を通じて、SDGsに取り組んで参ります。

風力発電講座の様子
風力発電講座-講師の方々