DXハイスクール事業「データサイエンス講話」

 7月8日、本校1・2年生向けに、秋田県立大学システム科学技術学部の松原佳亮先生をお招きし、「データサイエンス入門」と題した出前講義を実施しました。

 講話では、データサイエンスの基礎として、データと情報の違い、ビッグデータの概念、デジタルデータの単位を学びました。松原先生のご専門である核医学やAI・データサイエンスの事例を交え、データの活用が社会でどのように進んでいるかを分かりやすく解説いただきました。

 特に、データの「ばらつき」や「偏り」、そして誤った可視化が引き起こす問題について深く掘り下げられました。フィルターバブルやエコーチェンバーといった認知バイアスについても触れ、情報過多な現代社会でデータを正しく読み解く「データリテラシー」の重要性を強調されました。 生徒たちは、この講義を通じてデータサイエンスの面白さに触れるとともに、今後の社会生活に不可欠なデータ活用の基礎知識と、情報を見極める視点を養うことができました。松原先生、貴重なご講演をありがとうございました。