おくのほそ道文学講座を実施しました。

 令和7年6月13日(金)、1年生を対象に、おくのほそ道文学講座を実施しました。

 にかほ市教育委員会・文化財保護課の専門員/齋藤さまを、講師にお招きして、詳しい御解説をいただきました。歌枕の地・象潟がどのように形成されたか、なぜ松尾芭蕉と河合曽良は松島・象潟を目指したのか、『おくのほそ道』完成後には、どんな人々(文化人など)が象潟に訪れたのかなど、現在、象潟郷土資料館に展示されている松尾芭蕉親筆の短冊とTDK創業者・齋藤憲三氏との関わりなど、専門員ならではの『おくのほそ道』調査結果に基づく事柄を学びました。今回学んだことを「総合的な探究の時間」の地域学習に活かして参ります。ありがとうございました。

おくのほそ道文学講座の様子
おくのほそ道文学講座/講師の齋藤さん

蚶満寺フィールドワークを実施しました。

 令和7年5月30日(金)、1年生を対象に、蚶満寺フィールドワークを実施しました。
 鳥海山・飛島ジオパークの認定ジオサイトでもある「皇宮山蚶満寺」を訪問して、現在、国の天然記念物に指定されている「象潟・九十九島」の成り立ちと、この景観が保存された歴史的経緯と、皇室とのつながりについて学習しました。
 現在でも、鳥海山は活火山であり、200年以上前に発生した象潟地震を忘れないためにも、この学習によって防災意識を高め合いました。このあと、にかほ市観光拠点センター「にかほっと」で、地域の特産品やお土産品について見学し、学校に帰着しました。

蚶満寺フィールドワーク/蚶満寺山門前にて「象潟・九十九島」の由来を学ぶ。
蚶満寺フィールドワーク/自然災害伝承碑「九十九島の碑」について学ぶ。

ブナ追肥を実施しました。

 令和7年5月29日(木)午後、ブナ追肥を実施しました。
 昨年度(令和6年度)10月24日、鳥海山1合目/にかほ市象潟町本郷旧栗林に、ブナの苗木105本を植樹しました。その苗木が越冬しましたので確実な生育をはかるために、肥料を追加しました。校長先生、生徒会保健美化委員会および顧問教員が、追肥に参加し、鳥海山にブナを植える会(須田和夫会長)に御指導いただきました。ありがとうございます。
 仁賀保高校の長年に渡る鳥海山へのブナ追肥・植樹は、昨年「秋田県水と緑貢献賞」を授賞しています。今年26年目を迎え、秋10月30日にブナを植樹する予定です。

ブナ追肥-鳥海山1合目/本郷旧栗林で行いました。
ブナ追肥-昨年10月に植樹した、ブナの苗木105本に肥料を追加しました。

風力発電講座を実施しました。

 令和7年5月2日(金)、全校生徒を対象に、風力発電講座を実施しました。
 秋田県は、地球環境問題のCO2排出削減に取り組んでおり、再生可能エネルギーの風力発電に注力しております。これは、国連SDGs:持続可能な開発目標にも合致しており、仁賀保高校も、これまでの全校鳥海山清掃登山や、鳥海山へのブナ植樹などで取り組んできました。この日は、

・秋田県クリーンエネルギー産業振興課 東海林さま
・株式会社ユーラスエナジーホールディングス 西谷さま/中野さま

 を講師に「秋田県における再生可能エネルギーと風力発電事業」と題して、秋田県で始まっている風力発電について御解説いただきました。仁賀保高校は、再生可能エネルギーの学習を通じて、SDGsに取り組んで参ります。

風力発電講座の様子
風力発電講座-講師の方々

ジオパーク認定商品の審査員を仁高生が担当しました。

 令和7年2月24日(月・祝)、鳥海山・飛島ジオパーク認定商品の認定式が開催され、応募商品の認定審査員を担当した仁賀保高校生が参加しました。

 (一社)鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会が主催するジオパーク認定商品「ぺろっと」は、地域ならではの食の魅力を発信する商品を認定することで、ジオパークを楽しみ、ジオの恵みを活かした地域の産業振興をはかる取り組みです。応募された商品を認定する際の審査員を仁賀保高校生も担当しました。この日は、にかほ市長、秋田大学名誉教授・林ジオパークアドバイザーから、仁賀保高校の取り組みに高い評価をいただきました。鳥海山・飛島ジオパークは、国連ユネスコの「世界ジオパーク」認定を目指しており、仁賀保高校も同じユネスコの「ユネスコスクール」認定を目指しております。仁賀保高校は、今後もSDGs:持続可能な開発目標を取り入れた学習活動を推進して参ります。

第6期鳥海山・飛島ジオパーク認定商品
鳥海山・飛島ジオパーク認定商品「ぺろっと」のロゴマーク

探究学習発表会のご案内

 令和7年2月7日(金)本校において、今年度の探究学習発表会を実施いたします。平素本校の探究学習にご協力いただいているにかほ市、由利本荘市在住の皆様にもその活動を知っていただきたく、ご案内申し上げます。

2月7日(金)

 10:00         開会行事

 10:20~12:10   ポスターセッション(2年、1年、3年)

 12:50~13:45   ステージ発表

(2年情報メディア科、1年、2年、3年各代表)

 13:45~14:05   閉会行事

 つきましては、会場準備の都合上、参加について次のリンクより申込いただきたくお願いいたします。令和7年1月31日(金)までにご回答ください。よろしくお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/1rA1Wet1XjQfLVuY8PzuhFTxQcW4Uval3irCBearCuW0/viewform?pli=1&pli=1&edit_requested=true

産学官地域連携授業の成果を、ジオパーク学習研究発表会2024で紹介しました。

 12月7日(土)産学官地域連携授業の成果を、一般社団法人鳥海山・飛島ジオパーク主催「学習研究発表会2024 in にかほ」会場:仁賀保勤労青少年ホームで紹介しました。
 情報メディア科が取り組んでいる「産学官地域連携授業」の成果を、2年C組の5名が「にかほには【にかほ飯】がある」と題して、スライドで紹介しました。実物の各ポスターには、にかほ市内の五つのおいしいもの(岩ガキ/焼き鳥/ジャージー牛/ハタハタ/いちじく)を挙げて具体的な魅力を紹介し、多くの来場者から拍手喝采をいただきました。仁賀保高校は、今後も地域に根ざした取り組みを実践して参ります。

産学官地域連携授業の紹介
にかほには「にかほ飯」があるタイトルのスライド
発表する情報メディア科の5名

鳥海山にブナを植樹しました。

 令和6年10月24日(木)、1年生が鳥海山にブナを植樹しました。

 鳥海山にブナを植える会(須田会長)のご指導を得て、毎年ブナの植樹を行い、今年で25年目を迎えます。7月には「秋田県 水と緑貢献賞」を受賞いたしました。この日は、まず学校にてブナに関する講演会
・第一部:横山さん 演題「鳥海山にブナの森の復元を!」
・第二部:茂野さん 演題「ブナ植林の手引き」で事前学習を行い、その後、鳥海山1合目:にかほ市象潟町本郷旧栗林にバスで移動しました。現地では、事前に爆竹を鳴らしていただき、熊鈴や熊スプレーなどの十分な熊対策をして活動を行いました。
 天候にも恵まれ、木村校長も参加し、ブナの苗木を115本を植樹することができました。
 仁賀保高校は、今後もブナの植樹を継続して参ります。

鳥海山にブナを植える会 講師:横山さんの御講演
鳥海山にブナを植える会(須田会長)からブナ植樹の御指導をいただく
ブナの苗木を植樹する生徒のようす

令和6年度「仁高祭」を開催しました。

 令和6年10月19日(土)、第35回「仁高祭」を一般公開で開催しました。
 テーマは、スマイルフェスティバル、サブテーマを~一瞬に咲け~に設定し、各クラス企画、部活動の演奏・発表・展示、有志ステージ発表など、日頃の活動の成果を披露しました。3年C組のクラス企画「謎解きリアル脱出ゲーム」が最優秀賞、3年AB組のクラス企画「亡くし者探し~迷路型お化け屋敷」が優秀賞を受賞しました。また、小体育館では今年も、きさかたふーずさんのキッチンカーに出店していただいたほか、カフェ花花さん、こぴあおにぎり亭さんも出店され、好評を得ました。

令和6年度「仁高祭」ポスター
来場者受付のようす
3年C組-謎解きリアル脱出ゲーム と、3年AB組-亡くし者探し~迷路型お化け屋敷 の教室前
2年C組-射的
有志ステージ発表
1年C組-気配斬り
2年A組-夏祭り

ジオパークフィールドワークを実施しました。

 9月12日(木)、ジオパークフィールドワークを実施しました。

 1年生の「総合的な探究の時間」として実施し、5つの班に分かれて、認定ジオガイドの方々から、獅子ヶ鼻湿原元滝伏流水の現地を踏査しつつ、あがりこ大王炭焼き小屋燭台ブナ鳥海マリモ湧水の出壺などの解説をいただきました。御説明ありがとうございます。
 にかほ市には、鳥海山や九十九島をはじめ、約60万年前からの火山活動による大地の変遷が数多く刻まれております。見学した2カ所とも、先週の事前学習で学んだ溶岩流の先端にあたる場所であり、その豊かな水の恵みを体験できました。

中島台・獅子ヶ鼻湿原 認定ジオガイドの方々に挨拶
中島台・獅子ヶ鼻湿原 湧水池の冷たさを実感する
中島台・獅子ヶ鼻湿原 有名な燭台ブナを見学した
本郷・元滝伏流水 湧水のおかげで涼しい
本郷・元滝伏流水 湧水が湧き出している所が鳥海山溶岩流の先端部