12月7日(土)産学官地域連携授業の成果を、一般社団法人鳥海山・飛島ジオパーク主催「学習研究発表会2024 in にかほ」会場:仁賀保勤労青少年ホームで紹介しました。
情報メディア科が取り組んでいる「産学官地域連携授業」の成果を、2年C組の5名が「にかほには【にかほ飯】がある」と題して、スライドで紹介しました。実物の各ポスターには、にかほ市内の五つのおいしいもの(岩ガキ/焼き鳥/ジャージー牛/ハタハタ/いちじく)を挙げて具体的な魅力を紹介し、多くの来場者から拍手喝采をいただきました。仁賀保高校は、今後も地域に根ざした取り組みを実践して参ります。
鳥海山にブナを植樹しました。
令和6年10月24日(木)、1年生が鳥海山にブナを植樹しました。
鳥海山にブナを植える会(須田会長)のご指導を得て、毎年ブナの植樹を行い、今年で25年目を迎えます。7月には「秋田県 水と緑貢献賞」を受賞いたしました。この日は、まず学校にてブナに関する講演会
・第一部:横山さん 演題「鳥海山にブナの森の復元を!」
・第二部:茂野さん 演題「ブナ植林の手引き」で事前学習を行い、その後、鳥海山1合目:にかほ市象潟町本郷旧栗林にバスで移動しました。現地では、事前に爆竹を鳴らしていただき、熊鈴や熊スプレーなどの十分な熊対策をして活動を行いました。
天候にも恵まれ、木村校長も参加し、ブナの苗木を115本を植樹することができました。
仁賀保高校は、今後もブナの植樹を継続して参ります。
令和6年度「仁高祭」を開催しました。
令和6年10月19日(土)、第35回「仁高祭」を一般公開で開催しました。
テーマは、スマイルフェスティバル、サブテーマを~一瞬に咲け~に設定し、各クラス企画、部活動の演奏・発表・展示、有志ステージ発表など、日頃の活動の成果を披露しました。3年C組のクラス企画「謎解きリアル脱出ゲーム」が最優秀賞、3年AB組のクラス企画「亡くし者探し~迷路型お化け屋敷」が優秀賞を受賞しました。また、小体育館では今年も、きさかたふーずさんのキッチンカーに出店していただいたほか、カフェ花花さん、こぴあおにぎり亭さんも出店され、好評を得ました。
ジオパークフィールドワークを実施しました。
9月12日(木)、ジオパークフィールドワークを実施しました。
1年生の「総合的な探究の時間」として実施し、5つの班に分かれて、認定ジオガイドの方々から、獅子ヶ鼻湿原と元滝伏流水の現地を踏査しつつ、あがりこ大王や炭焼き小屋・燭台ブナ・鳥海マリモ・湧水の出壺などの解説をいただきました。御説明ありがとうございます。
にかほ市には、鳥海山や九十九島をはじめ、約60万年前からの火山活動による大地の変遷が数多く刻まれております。見学した2カ所とも、先週の事前学習で学んだ溶岩流の先端にあたる場所であり、その豊かな水の恵みを体験できました。
獅子ヶ鼻湿原・元滝伏流水の事前学習をしました。
9月5日(木)、一週間後に実施する予定のジオパークフィールドワーク(行き先:獅子ヶ鼻湿原・元滝伏流水)の事前学習を行いました。
一般社団法人鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会の主任研究員・大野さんを講師にお迎えして、鳥海山(2,236m)の成り立ちと、溶岩と湧水地の関係、獅子ヶ鼻湿原と元滝伏流水の特徴を、豊富な資料に基づいて御解説いただきました。仁賀保高校や6月に訪問した蚶満寺の場所も確認しながら、5万分の1「火山土地条件図:鳥海山」を用いて学習しました。御指導ありがとうございます。
番楽講話を開催しました。
7月11日(木)、1年生「総合的な探究の時間」にて、にかほ市の郷土芸能「番楽」に関する講話を開催しました。
にかほ市には、永く受け継がれてきた郷土芸能「番楽」が五つあります。五つとも、国記録選択無形民俗文化財に指定されています。
・鳥海山小滝番楽
・鳥海山日立舞(横岡番楽)
・釜ヶ台番楽
・冬師番楽
・伊勢居地番楽
以上の五つです。この日は、釜ヶ台番楽の広報チーム代表・佐藤様に講話をいただきました。佐藤さんからは、郷土芸能「番楽」を難しく捉える必要はなく、歴史的な連続性を持つエンターテイメントだと思って欲しいとの視点を提示されました。地域で祭りを楽しむように、番楽も楽しもうという提案です。実際に、番楽で活躍している高校生の例も紹介して、講話は盛況のうちに終わりました。御指導ありがとうございます。
秋田県水と緑貢献賞を受賞しました。
7月6日(土)、第13回あきた水と緑の森林祭(主催:秋田県)にて、仁賀保高校は「秋田県水と緑貢献賞」を受賞しました。
永年にわたる鳥海山へのブナの植樹活動(今年で25年目)、全校鳥海山登山での清掃活動などが評価されて、県内の高校では初となる「秋田県水と緑貢献賞」を受賞し、表彰されました。地域の皆さま、保護者の皆さま、これまでの御支援・御協力に感謝申し上げます。また、ブナの植樹を御指導いただいている、鳥海山にブナを植える会(須田和夫会長)に、改めて御礼申し上げます。ありがとうございます。仁賀保高校は、今後も、地域の自然に根ざした学習を継続して参ります。
『おくのほそ道』文学講座を開催しました。
7月4日(木)、1年生の「総合的な探究の時間」にて、松尾芭蕉の『おくのほそ道』文学講座を開催しました。
にかほ市教育委員会文化財保護課の専門員・齋藤様を講師にお迎えして、江戸時代前期に、歌枕の地・ここ象潟を訪れた松尾芭蕉(1644年生まれ~1694年没)の紀行文『おくのほそ道』を学びました。齋藤様の判りやすい解説やスライド映像、蚶満寺フィールドワークで学習したことも確認しつつ、改めて歴史上の「象潟」を捉え直すことができました。ご指導ありがとうございます。
蚶満寺フィールドワークを実施しました。
6月13日(木)、総合的な探究の時間にて、1年生を対象に「蚶満寺フィールドワーク」を実施しました。
鳥海山・飛島ジオパークの認定ジオサイトでもある皇宮山蚶満寺で、象潟九十九島の成立や、220年前(文化元年:1804年)に発生した象潟大地震について学習しました。同寺にある自然災害伝承碑「九十九島の碑」も見学し、地震によって2m以上も隆起した九十九島を、皇室・閑院宮家御祈願所にすることで守った蚶満寺24世住職・覚林和尚に思いを馳せました。
学校までの帰り道に、国指定天然記念物「九十九島」一帯をゴミ拾いするクリーンアップも行いました。蚶満寺と一般社団法人鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会の御協力を得ました。
ブナ追肥を実施しました。
令和6年5月30日(木)に、ブナ追肥を実施しました。
生徒会と保健美化委員会の2年生11名が、昨年植林した鳥海山1合目の象潟町本郷旧栗林にあるブナの苗木に肥料を追加して、越冬後の順調な生育を願いました。現地では、鳥海山にブナを植える会(須田会長・斉藤副会長)から、御指導いただきました、ありがとうございます。