3年「生活と福祉」で手話と点字の学習をしました

 今年度も、にかほ市社会福祉協議会様のサポートによる福祉体験教室が始まりました。

 1回目の7月3日(水)は「手話体験」を実施しました。講師は、にかほ市社会福祉協議会金浦支所の手話通訳士平川様、職員の土門様、本間様です。

 始めに名字の手話を2つ教わりました。次に、スポーツ、動物、食べ物、飲み物などをジェスチャーを使って伝えるゲームを通じ、手話以外にも相手に伝える方法があることを楽しみながら学びました。

 「ただ伝えるだけではなく、相手が分かるように伝えることが重要だと分かった」「手話がどれだけ効率的か理解することが出来た」「自分は英語が好きで、その理由は多くの人とコミュニケーションをとることができ世界が広がるからだが、手話にも共通すると思っている。耳が聞こえない人とのコミュニケーションを疎かにはしたくないのでこれからも理解に励もうと思った」などの感想がありました。

 2回目の7月10日(水)は「点字体験」を実施しました。講師は、「点字サークルあい」の金子様、高橋様です。ご協力いただいて4年目となります。

 身の回りにある点字の付けられた商品や点訳された書籍を見せていただいた後、点字の仕組みについて学び、点字板や点筆を使って点字を打つ体験をしました。打ち間違えたときの対処法、点字ボランティアを始めたきっかけ、サークルでどんな点訳を行っているか、なども教えていただきました。生徒からは「楽しかった」という感想がお二人に伝えられました。