修了式・賞状伝達式を行いました

 令和3年3月19日(金)、修了式と賞状伝達式を行いました。令和2年度を振り返ると、新型コロナウイルス感染防止対応に追われた1年間となりましたが、仁賀保高校では全校生徒と教職員が一丸となって、安全・安心な学習環境の構築に尽力しました。修了式では、小園敦校長から、高校生は「半熟タマゴ」の時代というお話しを受けました。
 小中学校までは「義務教育」であり、保護者や教職員の手で100%守られています。言わば「生タマゴ」の殻が割れないように保護されている状態です。しかし、高校生になると、自ら考えて判断し行動するようになります。悩んだり迷ったりしたときは、保護者や教職員に相談します。大人であれば、黄身が固まった「完熟タマゴ=ゆでタマゴ」であり、自己判断・自己責任で完結しますが、高校生は熟し切っていない「半熟タマゴ」の時代を生きているのです。仁賀保高校では、保護者・教職員ともに、生徒の半熟度を踏まえた指導や支援を行い、導いて参ります。新年度もご協力よろしくお願い申し上げます。
 賞状伝達式では、にかほ市消防本部救助隊の制服ワッペンを、情報メディア科2年生5名がデザイン原案制作し、阿部茉結子さんがデザインした案が見事に採用されました。この日は、須田勇喜にかほ消防署長から授与された感謝状を伝達しました。ワッペンには、水色の鳥海山を背景に、雄々しく羽ばたくイヌワシ(鳥海山に生息する絶滅危惧種)が描かれ、4月から25名の救助隊員がこのワッペンを着用いたします。

小園校長より感謝状を伝達される阿部茉結子さん(情報メディア科)
採用されたにかほ市消防本部救助隊の制服ワッペン
にかほ市消防本部救助隊から感謝状を受けました

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