令和2年10月、仁賀保高校は、萩生田光一・文部科学大臣より「特別奨励状」を贈られました。この奨励状は、以下のような理由で、特別に贈られたものです。
特別奨励状 |
秋田県立仁賀保高等学校 殿 |
令和二年度は、日々の学習成果を発表する貴重な大会等が、やむを得ず中止となることもありましたが、このような状況においても、皆さんが前向きに学びを深めていることに心より敬意を表します。 技術革新などにより、社会が大きく変化する令和の時代に、地域の産業を発展させていくためには、これまで以上に皆さん一人一人の力が、必要となってきます。 皆さんが、これまで高等学校で培ってきた知識や技術は、これからの社会において、必ずや糧となり実を結ぶものと信じています。今後も、皆さんが未来の産業の担い手として我が国及び世界で活躍されることを心から願い、ここに奨励状を贈ります。 |
令和二年十月吉日 |
今年2月末、政府から臨時休校が要請され、全国の小中高校の教育活動が停止したとき、我が校は独自の判断で、卒業式(3月1日)をユーチューブ配信し、保護者・地域住民に、新しい学校情報の発信方法を示しました。4月に再び臨時休校となったときも、いち早くグーグルの「Classroom」を用いて休校中の学習課題を配信するなど、緊急事態の中にありながら、新たな学習方法を提起した次第です。これらの取り組みが高く評価されました。
仁賀保高校の取り組みは、文部科学省・秋田県教育委員会が推進するGIGA(ギガ)スクール構想にも反映され、今後のウィズコロナ下で、オンライン学習など新しい学習方法の指標となるものです。生徒・教職員一同、これからも、熱意を持って取り組んで参ります。