3年生 ~総合的な探究の時間~

 3年生は昨年度から地域探究テーマ「にかほ市を訪れた人が買いたくなるお土産・新商品開発」に取り組んでいます。各班地元の業者に依頼して商品開発・販売を目指しています。

◎5班の取組(情報メディア科3人組)                              高原ヴィラさんにお願いして、にかほ市の特産品である佐藤勘六商店さんのいちじくの甘露煮シロップを使用したいちじくサンデーを作って頂きました!高原ヴィラさんに10月4日(土)~から生いちじくが無くなり次第販売終了  1個700円です。

◎12班の取組                                    アウトドア×岩牡蠣をコンセプトとして若い世代やファミリー向け、にかほ市の特産品の岩牡蠣をレトルトカレーにしてみました。試作品の段階なので非売品ですが作ってみました。

*各班随時投稿していきます。

ジオパークフィールドワークを実施しました。

 令和7年9月18日(木)、1年生を対象に、ジオパークフィールドワークを実施しました。
 
 天候は、あいにくの小雨模様でしたが、十分な熊対策を施した上で、にかほ市の代表的ジオサイトであり、国指定天然記念物の獅子ヶ鼻湿原を見学しました。降雨のため安全を優先し、順路コースを短縮して、赤川の吊り橋手前までを見学し、豊かなブナ林を学習しました。移動バスの中からは、上郷温水路の役割を学びました。
 元滝に移動すると、雨は止み、通常のコースで見学できました。元滝伏流水の流れは、とても美しく、森林の中は涼しく感じました。ここは、にかほ市のミネラルウォーター「鳥海山の真純水」の採水地でもあり、すぐ近くの「本郷の清水」でも、天然の湧水が汲めます。鳥海山・飛島ジオパーク認定ガイドの皆さま、ご指導ありがとうございました。今回の学習を、今後の総合的探究の発表に生かして参ります。

中島台・獅子ヶ鼻湿原の入り口
獅子ヶ鼻湿原の異形ブナ ~ このエリア一帯は、国の天然記念物に指定されています。
元滝伏流水の湧水 ~ 鳥海山から来た溶岩流の末端崖です。

プロジェクションマッピング制作ガイダンス

本校では、DXハイスクール事業の取組の一環として、プロジェクションマッピング制作に挑戦しています。今回はそのガイダンスとして、株式会社ゼロニウム様から講師をお二人招き、実際に専用のプロジェクターを用い、大体育館のステージに3DCGソフトMayaで作成した映像を投影しました。
 生徒たちは、自分たちの身近な空間が映像によって変化していく様子を目の当たりにし、デジタル表現の可能性と迫力を体感しました。今後は、テーマを設定し、企画から制作までを生徒主体で進めていく予定です。こうした学習を通じて、創造力や技術力を高めるとともに、地域に新しい価値を発信できる人材の育成を目指していきたいと思います。

令和7年度DXハイスクール事業 先端技術実用化支援事業 公開セミナー 『製造現場におけるAIの活用』

9月10日(水)、秋田県立大学本荘キャンパスで開催された先端技術実用化支援事業 公開セミナー 『製造現場におけるAIの活用』に、情報メディア科の生徒34名が参加しました。
 セミナーでは「LabVIEWを活用した製造現場向けアプリケーション例」や「画像処理AI開発の入門」について大学の先生方からご講演をいただきました。普段の授業とは異なる専門的な内容で難しいと思う反面、「大学の授業の雰囲気に触れることができて魅力を感じた」「AI技術がここまで発展していることに驚いた」といった感想もありました。
 今回の参加を通じて、生徒たちは新しい技術に触れるとともに、将来の進路や学びへの関心を一層深める機会となりました。

リベリア共和国・にかほ市 大阪・関西万博リベリアナショナルデー交流事業に参加して来ました。

 令和7年8月26日(火)、2年生3名と1年生2名が大阪・関西万博リベリアナショナルデー交流事業に参加してきました。
 
 にかほ市は、東京2020大会のホストタウンとして関わりを持ったリベリア共和国と、大阪関西万博リベリアナショナルデーにてスポーツ・文化交流を行いました。国際交流を通して国際教養を身に付けながら国際理解の促進を図る目的で、仁賀保高校の生徒5名とにかほ市出身の3人を含むダンスチームの4名で参加しました。

 リベリアナショナルデーの公式式典では、日本の外務副大臣とリベリア共和国の外務大臣をはじめ、リベリア共和国の代表団の来賓と500名程の一般観客を前にして、仁賀保高校の2年生の3名がジェスチャーも入れて英語でスピーチをし、会場を盛り上げました。

 その後、リベリア共和国のパビリオンを訪問し、農業、教育、観光、ジェンダーの4分野に注力しているリベリア共和国の豊かな文化遺産について、仁賀保高校の5名全員が今後、小学校や中学校の報告会でリベリア共和国の紹介と大阪・関西万博リベリア交流の紹介ができるように質問を沢山してきました。

 また、リベリア共和国のイベント(文化的なパフォーマンス)では、にかほ市出身のダンスチームの5名がリベリア共和国の伝統のダンスを単独で踊り、大盛況で終わり、無事に交流を終えることができました。

リベリア共和国の公式プログラムでは、2年生の3人がジェスチャーも入れて英語でスピーチをしました。
リベリア共和国のパビリオンでは、2年生の3名が通訳の方を通して、農業などについて質問をして学習してきました。
リベリア共和国のパビリオンでは、1年生の2名が通訳の方を通して、教育などについて質問をして学習してきました。
リベリア共和国のイベントでは、にかほ市のダンスチームの5名がリベリア共和国の伝統のダンスを披露しました。

全国専門学科情報科研究協議会岐阜大会で生徒が発表しました

8月18日(月)・19日(火)に岐阜県大垣市で開催された「全国専門学科情報科研究協議会岐阜大会」において、本校情報メディア科3年生2名と1・2年生が代表として参加し、研究発表を行いました。

 発表テーマは「Unreal EngineとMayaを活用したアバター制作とオリジナルゲームへの応用、DXハイスクールとの展開」です。3年生は、Mayaを用いた3Dアバターのモデリングやリギング、Unreal Engineによる動作制御、自作ゲーム内でのアバター操作について発表しました。自分たちで制作したキャラクターが実際にゲームの中で動く様子を紹介し、会場の参加者から大きな関心を集めました。

 また、1・2年生は今後の展望として、DXハイスクール事業の一環で取り組んでいるプロジェクションマッピングに先輩たちのアバターを登場させる計画や、普通科生徒との協働、さらに地域探究活動と連携した作品制作への意欲を発表しました。

 大会当日は全国から多くの情報科設置校が集まり、最新の学びや取り組みを共有する貴重な機会となりました。本校生徒も事前にリハーサルを重ね、自信をもって堂々と発表することができ、聴衆から高い評価をいただきました。  今回の経験を糧に、来年度秋田で開催される全国専門学科情報科研究協議会に向けて、さらに学びを深め、地域や学校全体を巻き込んだ発信に取り組んでいきます。

にかほ市教育魅力化シンポジウムが開催されました。

 令和7年8月24日(日)、にかほ市教育魅力化シンポジウムが開催されました。
にかほ市市制施行20周年記念・仁賀保高校魅力化プロジェクト推進事業として、仁賀保勤労青少年ホームを会場に開催されました。主な内容は、以下のとおりです。
主催:にかほ市、後援:秋田県教育委員会
第1部 記念講演
    元サッカー日本代表監督・FC今治高等学校学園長
    株式会社今治. 夢スポーツ代表取締役会長
    講師・岡田武史氏 演題「今治からの挑戦」
第2部 パネルディスカッション
テーマ「教育の魅力化による地域の活性化と新しい地域課題解決のかたち」

パネリスト  岡田武史氏
        市川雄次/にかほ市長
        斉藤亜希/秋田県立仁賀保高校卒業生・防災士
       木村実樹夫/秋田県立仁賀保高校 校長
モデレーター  藤岡慎二/株式会社PrimaPinguino代表取締役

 会場には、多くの市民が来場し、避けられない少子化にどう対応するか、様々な教育実践事例を踏まえ、議論されました。今後も、仁賀保高校の魅力化に御支援・御協力をお願い申し上げます。

第1部 講演される岡田武史氏
第2部 パネルディスカッションのようす

大阪万博「ユース水フォーラム2023」応募動画公開

 令和5年度に2年生が夏のデジタルアカデミックインターンシップで、(株)ロンドさんの指導のもと作成し、にかほ市から応募した「ユース水フォーラム2023」の動画が、大阪・関西万博にて上映展示されるとの連絡がありました。展示期間は、2025年9月23日(火・祝)~9月29日(月)です。

 また、令和5年度にyoutubeにての公開も御案内いたしましたが、再度リンクをお知らせいたします。どうぞご覧ください。

■上映予定動画
【ユース水フォーラム2023応募】
動画のタイトル:にかほと水と人と
グループ名:にかほクリーンウォーター
https://youtu.be/1jOkDmk7Lpo

■日本水フォーラムのウエブページでご紹介いただいておりますので、あわせてご覧ください。
https://www.waterforum.jp/news/23556/

二学期 始業式を実施しました。

令和7年8月22日(金)、二学期 始業式を実施しました。
 
 夏休みが明け、二学期が始まりました。始業式では、校長先生から一学期に引き続き「人に優しく」学校生活に取り組むこと、自分自身の大きな「目標」をもつこと、二学期は各学年ごと取り組むべき課題に邁進すること、7月の全校トライアスロンボランティアが、にかほ市民に高く評価されていることなどのお話を受けました。
 そして、近年、全国各地や日本近海で頻発する自然災害に触れ、にかほ市では、仁賀保高校が「避難場所」ではなく「避難所」に指定されていること、万が一、自然災害に遭遇した場合は、まず、自分の命を守ることを最優先に行動することを教えていただきました。二学期も、仁賀保高校の教育活動に御支援・御協力をお願い申し上げます。

夏休みが明け、久しぶりに全校生徒が一堂に会した。
二学期始業式/校長先生よりお話をいただく。